せつなさが溢れる大人のラブストーリー『パスト ライブス/再会』の場面写真が解禁された。

本作は、移住によって離れ離れになった幼なじみのふたりが24年後、36歳の夏にニューヨークで再会する7日間を描く大人のラブストーリー。物語のキーワードは「運命」の意味で使う韓国の言葉“縁—イニョン—”。見知らぬ人とすれ違ったときに、袖が偶然触れるのは、前世―PAST LIVES―でふたりの間に“縁”があったから。登場人物たちが感じるいくつもの「もしも…」が、観客一人ひとりの人生における「あの時」の選択に重なり、心の中に存在する“忘れられない恋”の記憶を揺り起こす。これは、あなたの物語。本作で鮮烈な長編映画監督デビューを飾るのは、セリーヌ・ソン。主人公・ノラ役には、Netflixのドラマシリーズ「ロシアン・ドール」(19~)で注目され、声優として『スパイダーマン スパイダーバース』(19)にも参加、アジアンビューティーな魅力を活かしハイブランド・ロエベのモデルも務めるグレタ・リー。幼なじみのヘソン役には、ニューヨークとベルリンで俳優としてのキャリアを重ね、2009年よりソウルを拠点に活躍、「その恋、断固お断りします」(23/Netflix)などに出演し活躍の幅を広げるユ・テオが抜擢された。夫・アーサー役には、『キャロル』(15)や『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(15)などに出演、ケリー・ライカート監督『ファースト・カウ』(20)で主演を務めるジョン・マガロ。

今回公開された場面写真は3点。ノラ(グレタ・リー)に会うためにニューヨークを訪れたヘソン(ユ・テオ)との再会の瞬間を捉えたショットや、ハドソン川の船上や地下鉄など、ニューヨークの様々な場所をめぐりながら、お互いを見つめ合い笑顔で微笑むものなど、いずれも24年ぶりの再会の喜びが伝わってくるカットだ。

これら“再会”のシーンについて主演のグレタ・リーは「最初から(ヘソン役のユ・テオと)お互いにフィジカルコンタクトがないようにと言われていたわ。役者は普段からしょっちゅうハグする傾向があるから。」と撮影前にセリーヌ・ソン監督から指示があったことを明かし、「監督からそういうアドバイスがあったからこそ、マディソン・スクエア・パークのシーンにつながる緊迫感が生まれたんだと思う」と同シーンでの撮影を振り返る。俳優陣がリアルな緊張感をもって臨んだ再会の様子に注目だ。

『パスト ライブス/再会』は2024年4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開
監督/脚本:セリーヌ・ソン
出演:グレタ・リー、ユ・テオ、ジョン・マガロ
配給:ハピネットファントム・スタジオ 
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