プロレス界の伝説“鉄の爪”フォン・エリック一家、衝撃の実話を映画化した『アイアンクロー』の予告編、ポスタービジュアル、場面写真が解禁された。

本作はA24がショーン・ダーキン監督と組み、プロレス界の伝説にして“呪われた一家”と呼ばれたフォン・エリック・ファミリーの実話を映画化した衝撃作。ザック・エフロンが主演を務め、共演にハリス・ディキンソンやジェレミー・アレン・ホワイト、リリー・ジェームズといった人気俳優たちが名を連ねた。ダーキン監督は長年取り憑かれていた驚きの実話を、家族の愛情と葛藤のドラマとして再構築。プロレスにまつわる栄光と挫折を掘り下げ、植え付けられた価値観からの解放という今日的なテーマに踏み込んだ、胸の奥深くに刺さる人間ドラマに仕上がっている。

今回解禁された予告編は、ザック・エフロン演じる主人公ケビンの「子供の頃からずっと、“呪われた家族”と言われていた」というモノローグから始まる。元ヘビー級王者の父フリッツから指導を受け、“史上最強の一家”になるため、トレーニングを行う兄弟たち。ケビンは「家族と一緒にいたい。一緒なら何でも出来る」と家族との絆を口にするが、弟たちは「父さんの厳しさは異常だ」、「もう耐えられない」と静かに呟く。それに対して、父は「フォン・エリック家は勝ち続けるのが宿命だ」とプレッシャーをかけ続け、兄弟たちは重圧に押しつぶされていく。そして、悲惨な事故が起きてしまう―。

衝撃的な物語以外にも、プロレスラー役を演じるために驚異的な肉体改造を行ったザック・エフロンの姿や、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアが指導を行った迫真のプロレスシーンなど見所が満載。また、予告篇では1970年代を代表するヘヴィメタルバンド、ブルー・オイスター・カルトの「(Don't Fear) The Reaper」とカナダのプログレッシブ・ロックバンド、ラッシュの「Tom Sawyer」が一部使用されている。さらに劇中の映画音楽は、これまで『不都合な理想の夫婦』やバンド名義で『her/世界でひとつの彼女』の音楽を手掛けてきた、アーケイドファイアのリチャード・リード・パリーが担当した。

予告編

『アイアンクロー』は2024年4月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開
監督・脚本:ショーン・ダーキン
出演:ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソン
配給:キノフィルムズ
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