橋本環奈の3rd写真集『カレイドスコープ』発売記念会見が2月9日(金)に都内で行われた。

25歳のバースデーの記念として企画した本作は、女優として躍進を続けながらも、ファンとの交流を何より大切にしている橋本環奈からのファンへの贈り物。「一緒に旅をしている感覚でページをめくってもらえますように」という思いがこめられ、彼女と過ごすひと夏のバカンスを疑似体験できる特別な一冊となった。ロケ地は、9月のバルセロナ。自ら選んだ19着の衣装で、ロケ場所にこだわり、セルフプロデュースによる撮影に臨んだ。朝焼けの壮大なビーチや、世界遺産の旧市街での散策、海辺の小さな別荘でのリラックス感あふれるシーンなど、スペインの強い日差しを浴びて、夏を楽しむ姿を捉えている。24歳らしく大人っぽく成長した姿を見せたかと思うと、ふとした時に少女の表情も垣間見せている。めくるたびに万華鏡のように変わる、橋本環奈の色とりどりの魅力を余すところなく捉えた写真集に仕上がっている。

冒頭では2月3日に25歳の誕生日を迎えた橋本をサプライズのケーキでお祝いした。25歳になったことでの変化について橋本は「20歳の時もそうですけど結構変わるのかなと思っていたので、意外に心の変化がなくて。小学生の時は25歳がもっと大人に見えていたなと。なってみるとあっという間」と語りつつ、「長くお仕事をさせていただいている方が増えてきたので、『大人っぽくなったね』と言ってもらえる。私自身は変化はないんですけど」と語った。

今回の写真集はスペインで撮影されたが「プライベートで行ったことがあって、『最高だな』と」といい、「画的に映えるスポットに行けたらと思って」とスペインを選んで理由を語った。

スペインでは「食べ物は何でもおいしかったです。海鮮が大好きで、牡蠣とか海老とかシーフードを食べてビールを飲む。バルとかたくさんあって昼から楽しめるところがたくさんあって魅力しかない街」と振り返った。撮影では「自然な部分を切り取りたい」ということで、食事中に撮影されたカットもあるという。

セルフプロデュースを行ったという本書だが「25歳になって、10代の時には出せない大人っぽさだったりを出したいと思っていたので、相談しながら衣装とかメイクの色合いも細かく」とこわだりを明かした。写真のセレクトについては「自分がいいと思ったのと人が好きというのが違う」といい、「自己満足になりたくない」ということから「こだわりをもった写真を選ぶけど、いいと思ってもらえるということを基準に選んだ」という。

「私は自分のことが大好きなのでオンもオフも嫌いなのがなくて(笑)あまり境目を作りたくないと思っていて、自然体で素敵な女性になれるように、内面であったり外見も磨いていきたいというのが人生の目標」と語り、今回の写真集の撮影でもそのことを意識したという。

25歳になり、「(かわいいときれいは)どっちもうれしい」と話す橋本だが「あどけない表情とか、笑っている表情をしている25歳の時のほうが大人っぽく見えて。10代のクールな表情のほうが幼く見えたり、表情だけでは年齢が分からない」といい、「10代の写真と見比べると全然違う。きれいって言われるほうが大人っぽいのを連想するのでうれしいかな」と語った。

また、今後については「新しいことにはなんでも挑戦したい性格。やったことがない役柄だったり、みなさんに飽きられないように新しい一面を、自分も見つけていない一面を見せていけたらいいなと思います」と抱負を語った。

一方でプライベートでは「(昨年は)アグレッシブに動いた一年だったので、今年は健康第一が目標なのでそこに重きを置きつつ、運動とかを意識してやっていきたい。ピラティスやっている女の人はきれいというイメージがあるので、体の内側からきれいになることを目指して運動を取り入れていけたら」と語った。

最後に写真集について「『カレイドスコープ』というタイトル通り、橋本環奈の多面的な部分を見せていきたいと思って、相談しながら一枚一枚切り取った作品になりました。ページをめくるたびに一緒にスペインに行った気持ちになって楽しんでいただけたら」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

橋本環奈 写真集『カレイドスコープ』

著書:橋本環奈
価格:2,970円(税込)
発売日:2024年2月3日
単行本:144ページ
出版社:講談社