新TVシリーズ『ウルトラマンアーク』がテレ東系6局ネットで7月6日(土)9時から放送されることが発表された。

最新TVシリーズ『ウルトラマンアーク』は、子供たちの「夢見る力」を掻き立て、希望に満ちた明るい未来への架け橋となる作品を目指し、「ウルトラマン」の世界観を通して世に贈り出す、明るくハートフルにして勇壮なヒーロー像を描く連続特撮ドラマ。

ウルトラマンアーク

はるか彼方の銀河系から地球へ降り立った光の使者が、豊かな「想像の力」を持つ主人公「ユウマ」と一体化を果たし、新ウルトラヒーロー「ウルトラマンアーク」の巨大な姿となり、迫り来る危機から人と地球の未来を守る物語。「ユウマ」は、光の使者の力を宿した「アークキューブ」と言う六面体を、神秘の変身アイテム「アークアライザー」に嵌め込むことでその力を解放して一体化を遂げ、新ヒーロー「ウルトラマンアーク」へと変身する。

飛世ユウマ

主人公・飛世ユウマを演じるのは戸塚有輝。ユウマは、怪獣災害を未然に防ぐための科学調査を行う怪獣防災科学調査所、通称「SKIP(スキップ)」に入所したばかりの新米調査員。優しくまっすぐな性格で町の人たちにも愛される元気一杯の青年で、父親から授かった「走れ! ユウマ!」と言う座右の銘と心を一つに、本作主演をまっしぐらに走り抜ける。

メイン監督は、『ウルトラマンX』以降、ニュージェネレーションウルトラマンシリーズに長らく監督として参加してきた辻本貴則。ほとばしるミニチュア愛、溢れる怪獣愛から、どこかクラシカルな温かみを感じる作風でシリーズコアファンのみなさまからも定評をもつ辻本監督が、初めて本作でメイン監督を務める。

本作『ウルトラマンアーク』は英語吹き替え版の同時期配信のほか、アジアの主要な国・地域(中国、香港、台湾、タイ、インドネシア、ベトナム)にて、現地語吹き替え同時期放送/配信を予定している(中国・ベトナムはオンライン配信)。また、YouTubeウルトラマン公式チャンネルを含む配信サイトでも、世界11言語の字幕(英語・韓国語・インドネシア語・マレー語・ベトナム語・タガログ語・ラテン語・ポルトガル語・ヒンディ語・中国語・タイ語)で同時期配信を実施予定。

併せてトレーラーが公開され、さらに主演・戸塚有輝、メイン監督・辻本貴則監督による特別インタビュー映像が TSUBURAYA IMAGINATIONで公開された。

トレーラー

主人公・ユウマが、想像の力を解き放つことで、はるか彼方の銀河系からやって来た光の使者「ルティオン」と一体化して登場する光の巨人。その姿は、幼い頃にユウマが描いた「さいきょうのヒーロー」のスケッチとそっくり。同じスケッチの「へんしんどうぐ」に似た変身アイテム「アークアライザー」に、力を宿した「アークキューブ」を装填することで神秘の光を解放して変身する。身長48m 体重32,000t。必殺技は、両手をクロスして放つ「アークファイナライズ」。

戸塚有輝 コメント

皆さん、初めまして! 飛世ユウマを演じます、戸塚有輝です。
幼少期、怪獣やウルトラマンのフィギュアで遊んでいた頃の私にとって、地球とか宇宙は頭の中のイメージにだけ存在していました。
そして、そのイメージが全てでした。
今再びそのイメージの世界に入れることは純粋に嬉しく、毎日が刺激的で、本当に夢のようです。
飛世ユウマも夢のような世界の中で想像の力を武器に戦い、様々な出会いを経て成長してゆきます。その過程を見届けて頂けたら幸いです。
『ウルトラマンアーク』と出会う世界中のすべての人の想いに、期待に、応えられればと強く思います。私自身はまだまだ未熟な人間ですが、アークと共に力強く走り抜けます!

辻本貴則(メイン監督)コメント

私が初めてウルトラマンシリーズに参加してから今期で8作目。ついに、いよいよ、いやまさかの!? メイン監督という大役を拝命いたしました。
思えば私は「怪獣好き」「ミニチュア好き」を公言しておりましたが、実はコレ、世を忍ぶ仮の姿であり、本当はただの「ウルトラヒーロー大好きっ子(満52歳)」なのであります。
本作のテーマは「想像するチカラ」。相手を思いやる想像力、夢を思い描く想像力、ヒーローになりたいと願う想像力……
この作品で「想像するチカラ」が持っているパワーや素晴らしさをぜひ感じ取っていただきたい。
そして私から溢れ出る「ウルトラヒーロー大好きシウム光線」も存分に浴びていただきたい、そんな思いでシュワッチ!!

継田淳(シリーズ構成・メイン脚本)コメント

本シリーズに初めて参加したのは『ウルトラマンZ』第18話、辻本監督のお声がけがきっかけでした。このたびはシリーズ構成・メイン脚本という役目を賜り、大きな喜びと同時に身が引き締まる緊張を感じています。
私も御多分に洩れずウルトラと聞けばテレビにかじりつき、無数の怪獣人形に囲まれて子供時代を送ったひとりです。あれから数十年、月日が流れても変わらぬ想いとは何か、自問自答しながら筆を進めました。
遂に『ウルトラマンアーク』が走り出すいま、その姿を皆さんと共に刮目して見守りたいと思います。

ストーリー

とある町、星元市。市内の獅子尾山には、異彩を放つ巨大な物体がそびえ立っている。「モノホーン」と名付けられたそれは、実は、16年前の事件当時から突き刺さったままの「怪獣の角」だった。世界各地で怪獣が同時に出現した「K-DAY」と呼ばれるその事件以降、怪獣災害が日常化し、日本では地球防衛隊が武力で怪獣への対処を行う一方、怪獣防災科学調査所・通称「SKIP(スキップ/Scientific Kaiju Investigation and Prevention center)」は、怪獣災害の発生・甚大化を防ぐため、地域に密着して科学調査や避難誘導を行っている。この「SKIP」が今も調査を続けている「モノホーン」は、「K-DAY」で出現した宇宙獣・モノゲロスの角。獅子尾山で両親とキャンプ中にモノゲロスの襲来に出くわした当時7歳だった「ユウマ」は、奇跡的に無傷で生還したのを機に怪獣生物学研究の道に進む。辛い過去を持ちながら夢見る「想像の力」をなくさずに成長を遂げたユウマは新人調査員として「SKIP」への入所が決まり、星元市分所へと配属された。

だがそんな矢先、星元市に大規模な怪獣災害が発生。目の前にいる絶体絶命の人たちを「守りたい!」 その強くまっすぐな想いが心の底から湧き出した瞬間、「ユウマ」の脳裏に幼い頃に見た光の使者「ルティオン」が語りかける。「私は君であり、君は私だ…想像力を解き放て!」手の中に現れた神秘の光がユウマの身体を包み込むと、解き放たれた想像の力が光と人とをひとつに結び合わせ、未来を守る光の巨人「ウルトラマンアーク」へと変身! 大切な仲間とともに、ユウマが、そしてウルトラマンアークが、絶やさぬ夢を追いかけていま走り始める。

『ウルトラマンアーク』は2024年7月6日(土)より毎週土曜日9:00~9:30にテレ東系列6局ネット 他で放送
国内配信
ネットもテレ東、TSUBURAYA IMAGINATION、YouTubeウルトラマン公式チャンネル 他
海外放送局・配信(予定)
<中国>Tencent Video、Youku、iQIYI、Bilibili/<香港>ViuTV/ <台湾>MOMO TV/<タイ>Channel7/<インドネシア>RTV/<ベトナム>FPT Play
出演:戸塚有輝 ほか
©円谷プロ ©ウルトラマンアーク製作委員会・テレビ東京