まったく新たなストーリーで描かれた完全新作『猿の惑星/キングダム』のワールドプレミアが5月2日[現地時間]にアメリカ・ロサンゼルスで行われた。

本作の舞台は、高い知能と言語を得た猿の暴君が絶対的な支配を目論み、巨大な帝国<キングダム>を築こうとしている世界。人類は自ら生み出したウィルスの猛威により退化し、知能や言語だけでなく、文化、技術、社会性までも失い、まるで野生動物のような存在となっていた―。今から300年後の世界を舞台にした本作では“猿”と“人間”の共存をかけ、“猿&人間”VS“猿の独裁者”の新たなる衝突が圧倒的なスケールで描かれる。メガホンをとったのはウェス・ボール監督。オーウェン・ティーグが主人公・ノアを演じ、ある秘密を握る人間の女性・ノヴァ役にフレイヤ・アーラン。

今回行われたワールドプレミアには、オーウェン・ティーグ(ノア役)、フレイヤ・アーラン(ノヴァ役)、ケヴィン・デュランド(プロキシマス・シーザー役)、ピーター・メイコン(ラカ役)、ウェス・ボール監督らが登壇した。恐ろしい表情で口を開いた巨大な猿のモニュメント、独裁者プロキシマス・シーザーが鎮座する玉座。そこに大きく敷かれたレッドカーペットに登場したのは、人間ではなく馬に乗った猿たち…ハリウッドの街は猿に支配され、まさに『猿の惑星』と化した会場は異様な熱気に包まれた。

そんな熱気溢れる会場に登場したのは、『猿の惑星』を新たな傑作として作り上げた豪華キャスト&スタッフ陣。猿が支配する世界、そして独裁者であるプロキシマス・シーザーに村と家族を奪われた若き猿・ノアを演じるオーウェン・ティーグ。人間との共存のために立ち上がったノアが出会う、ある秘密を握った人間の女性ノヴァを演じるフレイヤ・アーラン。ノアに常に寄り添い助けるオランウータン、ラカを演じるピーター・メイコン。
人間を徹底的に排除しようとする、冷酷な独裁者・プロキシマス・シーザーを演じるケヴィン・デュランド。そして本作の監督を務めたウェス・ボールが登場し、ファンとの写真撮影やサインに応じると大歓声に包まれた。

本作の主人公ノアを演じたオーウェン・ティーグは「ハリウッドのこの通りをすべて封鎖していて最高にクール!長い間僕たちの頭の中で生きてきたこの映画を多くの人たち観てもらうのが楽しみです!」とついに公開が目前のとなった喜びを語った。そして、ノヴァを演じたフレイヤは「ぜひ劇場で観てほしいです!素晴らしい映像の中に、美しく深い物語があります」と、本作の魅力的な映像美とストーリーを劇場で体感してほしいと熱く語った。

神話的名作『猿の惑星』を完全新作として、新たな傑作を生みだしたウェス・ボール監督は、「この映画は、国境や文化、そして時代をも超えて広がっていくと思っています。このシリーズには多くの人の想像力を掻き立てる魔法があり、その伝統を紡いでいくことが楽しみでならないです」と、長く愛される『猿の惑星』に携われた喜びと共に、遂に公開を迎える気持ちを興奮交じりに話した。

さらに公開2日前となる来週8日(水)に来日することを明かしたウェスは「日本から生まれた文化や芸術が大好きで、僕はアニメと共に育ちました。今はちょうど『僕のヒーローアカデミア』を観直しているところだったので、日本に行くのをとても楽しみにしています。日本の皆さんに本作をお披露目することが待ちきれません」と、日本への愛と共に、来日へ向けた熱い意気込みを語った。

併せて、本作の最終版予告映像が解禁された。幸せな生活を送っていた若き猿・ノアは、巨大な王国を築く独裁者、プロキシマス・シーザーによって、愛する家族と仲間、そして村をも奪われてしまう。生き残った仲間たちを救い出す壮大な冒険へと出たノアは、ある秘密を握った女性・ノヴァと出会い、共に猿の独裁に立ち向かうことを決意する。「世界は人間のものだった。猿のものじゃない」と強く訴える彼女が隠している猿たちの知らない“人類の秘密”とは?<猿&人間>VS<猿>の衝突の先に待ち受ける衝撃のラストとは?圧倒的なスケールで描かれるその映像に、さらに期待が膨らむ予告映像となっている。

最終版予告映像

【提供写真、オフィシャルレポート】

『猿の惑星/キングダム』は2024年5月10日(金)より全国で公開
監督:ウェス・ボール
出演:オーウェン・ティーグ、フレイヤ・アーラン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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