映画『【推しの子】-The Final Act-』の前夜祭舞台挨拶が12月19日(木)に丸の内TOEIで行われ、櫻井海音、齋藤飛鳥、齊藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずき、あの、金子ノブアキ、スミス監督が登壇した。
2020年に週刊ヤングジャンプにて赤坂アカと横槍メンゴのタッグで連載開始された【推しの子】は伝説的アイドル・アイの子どもとして転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、“芸能界”という複雑な世界に躊躇なく切り込む他に類を見ない斬新なストーリーに衝撃が走り、幅広い世代に話題沸騰。コミック累計1,800万部を売り上げ(2024年8月現在)、アニメ第2期も放送中と勢いは止まらない。そんな中、本格始動となった実写映像化プロジェクトでは、主演の櫻井海音ほか、齋藤飛鳥、齊藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずき、あの、成田凌など今をときめく最旬キャストが集結。さらに吉田鋼太郎、倉科カナ、金子ノブアキ、安達祐実、志田未来らキャスト陣が脇を固める。
イベントでは、劇中の「15年の嘘」にちなんで“最近ついた嘘”をフリップで披露。「芸能人からのお誘い」と書いたあのは「(食事に誘われて)返信するのを忘れちゃって、お誘いいただいた日にちを過ぎたころに気づいて、そういえば誘ってくれてたなと。返信するかと思って『いけます』って言いました、終わってるのに」と明かし、「返事はみんな『いけるか~』ってなるので。返信はしたことになるし、よくこういう時にちょっとした嘘つくじゃないですか。それよりも潔いかな」と笑いを誘った。
本作の撮影中に櫻井に嘘をついたという茅島は「(櫻井が)一人でゲームをしていて、私も入れているアプリだったので『私もそれハマってます』って言ったんですけど、実はあまりハマってなかった。仲良くなりたくて」と明かし、櫻井は「結果仲良くなれた」と笑顔を見せた。
「子役時代にオーディションに受かりたくてできないこともできます」と書いた原は「全部できますと言って、受かった後に一生懸命練習してできるようにすれば嘘じゃないと思って」と明かし、その中には「日本舞踊」もあったといい共演者を驚かせた。
「わんちゃんについたうそ」と書いた齊藤なぎさは、実家の犬に久々に会うと「帰るときにすごい寂しそうにするんです。またすぐ会えるよ、またすぐ来るからって言うんですけど6か月くらい帰ってない…だからごめんなさいと思っています」とかわいらしい嘘を披露。しかし、これに櫻井は「真逆に嘘をついています。猫を飼っていて、もう帰ってこないからって。2時間後に帰ってくる」と明かし、笑いを誘った。
「26年の嘘」と書いた齋藤飛鳥は「私は今26歳なんですけど、生まれてこのかた嘘をついて生きてきているなと思ったので。毎日、日常的に常に嘘をついていますので。あえて言うほどでもないくらい」と明かし、「真実の姿は誰も知らないということですか?」というMCからの問いかけに齋藤飛鳥は「知りません」と答え、会場からは笑いが起きた。
続く櫻井は「29」と書き、「事務所とお話しした末、『いいですよ』と言われたので」と意味深な様子で話し始め、「僕、23歳と言っているんですけど、実は29歳なんです」と淡々と語り、あまりのリアルすぎる話し方に「え、本当に!?」「嘘でしょ!?」と場内は騒然となり、「おじさんぽいもんね」「説得力しかないから怖い」「精神年齢ってことですか?」「何年生まれですか?」と質問攻めになり、質問に答えられなかったことで「嘘です、本当は23歳です」と告白。MCから「マスコミにどう書いてもらいたいですか?」と聞かれると、櫻井は「嘘つきって書いて(笑)大嘘つき(笑)」と答え、盛り上がりを見せた。
【写真・文/編集部】
Amazon Originalドラマ『【推しの子】』(全8話)はりPrime Videodで世界独占配信中、映画『【推しの子】-The Final Act-』は12月20日(金)より東映配給にて全国で公開
演出(配信ドラマ):スミス、松本花奈 監督(映画):スミス
出演:櫻井海音、齋藤飛鳥、齊藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずき、あの
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 ©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会