Snow Man 渡辺翔太主演映画『事故物件ゾク 恐い間取り』の公開前夜祭イベントが7月24日(木)に丸の内ピカデリーで行われ、渡辺翔太(Snow Man)、畑芽育、吉田鋼太郎、原作者の松原タニシ、中田秀夫監督が登壇した。

2001年以降に公開された邦画ホラー作品として最大の大ヒットとなる興行収入23.4億円を記録し、社会現象になった『事故物件 恐い間取り』。その大ヒットホラーシリーズの最新作『事故物件ゾク 恐い間取り』。『事故物件 恐い間取り』に引き続きメガホンをとるのは、『リング』(98)で日本映画界のホラーブームを牽引してハリウッドへも進出、その後も数々のヒット作・話題作を生み出し続けるホラー映画の名手・中田秀夫。原作は実際に事故物件に住みつづける松原タニシによる『事故物件怪談 恐い間取り』シリーズ(二見書房)。「恐すぎて部屋に入れない」とノンフィクション・ホラーとして絶大な人気を誇り、シリーズ累計25万部を記録する、実体験による著書が、スケールアップして映画化。Snow Manの渡辺翔太が映画単独初主演でホラー映画に初挑戦する。ヤヒロと惹かれ合うヒロイン・春原花鈴役には畑芽育、ヤヒロが所属する芸能会社社長の藤吉清役を吉田鋼太郎が務める。

和気あいあいとした雰囲気で行われた今回のイベントだが「吉田鋼太郎さんと現場でほぼ初めてお会いした日に、いきなり『おはよう、翔太』って言ってくれた時に、かっこいいー!ってなって。初日に何回も会ったことあるかのような雰囲気で笑顔で『おはよう、翔太』って言ってくれたのがキュンってして」と明かす渡辺。

吉田は「初対面の人と会う時って、いろいろと考えていくんです。どういう挨拶しようかって。それで渡辺くんを見た時に“翔太でいこう”ってたぶん思ったんですよ。その方がきっと距離をすぐ詰められる方じゃないかなって思ったんだと思う。でもそれが功を奏して、いい雰囲気になってくれた、空気になってくれたんだったら良かったな」とベテラン俳優ならではの気遣いだったことがわかると、渡辺は「いきなり好きになっちゃいました」と満面の笑みを見せた。

一方で「(渡辺は)1人でいる時と全然違うんですよ。ほぼほぼ喋らないし、どっちかっていうと下向いてるし、歩き方も歩幅が狭いし。その人格と、別の人格みたいになってる。Snow Manのコンサートの映像をたまたま見たら、ドアップの寄りになって『愛してるぜ』って言ってるの。『え、こいつ別人格じゃん!』って。撮影の時の渡辺くんじゃないよって。ギャップは怖いですね」と吉田。

渡辺は「裏でもみんなに『おはようございます、愛してます』って言ってますから。裏と表は一緒です、僕は本当に」と必死に反論するも、吉田は「いや、これ褒め言葉ですよ。本当に役になるとその役として生きているけども、普段は誰にも迷惑をかけない、本当に素敵な青年。このギャップが怖いですね」と、役者としてのプロフェッショナルな姿勢を称賛した。

【写真・文/編集部】

『事故物件ゾク 恐い間取り』は2025年7月25日(金)より全国で公開
監督:中田秀夫
出演:渡辺翔太、畑芽育
 山田真歩、じろう(シソンヌ)、加藤諒、金田昇、諏訪太朗、佐伯日菜子
 ますだおかだ、なすなかにし、河邑ミク、松原タニシ、大島てる、田中俊行
 亀本ゆず、笹原妃菜、櫂作真帆、森直子、笹原妃栞
 正名僕蔵/滝藤賢一
 吉田鋼太郎
配給:松竹
©2025「事故物件ゾク 恐い間取り」製作委員会