劇場版『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』の前日譚――『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』が6月20日(金)から配信されることが決定した。
本作は、限界を超えた映像で話題を呼んだ『REDLINE』(2010)をはじめ、海外では『マトリックス』シリーズのオムニバスアニメ『アニマトリックス ワールド・レコード』(2003)の監督を務めるなど国内外で、そのスタイリッシュかつシリアスなテイストで高い評価を得て、「ルパン三世」シリーズでは〈LUPIN THE IIIRD〉シリーズ(2014~)を担当した小池健監督による銭形警部を主人公に据えた渾身のハードアクション最新作。
容疑者として浮かび上がったのは、まさかのルパン三世。しかし、銭形が追い詰めた“もう1人のルパン”は、無実を主張する。正義を貫く男・銭形は、謎に包まれた“偽ルパン”と対峙することになる―。盗まれたのは おまえ自身か…。監督は、2014年より『LUPIN THE IIIRD』を手がけてきた小池健。銭形警部(山寺宏一)をはじめ、ルパン三世(栗田貫一)、次元大介(大塚明夫)、石川五ェ門(浪川大輔)、峰不二子(沢城みゆき)のレギュラー陣が集結。国家の陰謀、爆破テロの真相、交錯する2人のルパン――銭形の信念が試される。シリーズ史上最も渋く、哀愁と激情に満ちた熱きバディ・アクションが幕を開ける。
今回、ティザービジュアル、場面カットが解禁された。弾丸を受けたような中折れ帽を被り、鋭いまなざしで正面を見据えるトレンチコート姿の銭形警部と、ワルサーP38を片手に歩き出そうとしているルパン三世。“盗まれたのはお前自身か…”のコピーの意味…。2人の視線の先に待ち受けているものとは―。
TBSにて1月から放送された日曜劇場『御上先生』では、脚本を務めた詩森ろばが大のルパン好き、特に石川五ェ門が好きということで、台本に「次元(つぎもと)」というキャラクターが生まれた。宮崎陽平監督もルパンが好きだったので、セットの次元部屋が出来上がり、話数を通しての『御上先生』への協力が実現した。次元の部屋に『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』のポスターが掲出された話数が放送されると、SNSでは「解禁前のポスター?」「あの青いポスター見たことない」「小池ルパンの新作?」とルパンファンが騒然となった。
そして今回、日曜劇場『御上先生』の宮崎陽平監督からのコメントが到着した。
宮崎陽平(日曜劇場『御上先生』監督)コメント
日曜劇場『御上先生』では、「次元」という生徒、ルパン三世グッズだらけの彼の部屋、
"ルパン AI"の声に「ルパン三世」の栗田貫一さん、予備校の先生に「石川五ェ門」の浪川大輔さんなど、
全話を通して多くの“ルパン一味”の皆様にご協力いただきました。
そんな『御上先生』の撮影終盤、どこかにこっそり貼れないかと渡された⻘色の追加ポスター。
タイトル、絵のタッチ…これは小池健監督の『LUPIN THE IIIRD』の新作ではないか!
今回は銭形警部とルパンがメインなのか!しかも、ルパンが2人…?疑問と期待で胸が躍りました。
未発表だった新作ポスターをほんの少し“匂わせ”しようという提案だったのですが、
ドラマ内にしっかり目立つように登場させてもらいました。
9 話・10話にだけ貼られたこのポスター、今からでも『御上先生』配信でぜひご確認ください!
そんな粋なスタッフ陣が携わる新作『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』に、
きっとあなたの心も“盗まれる”はずです。楽しみにしています!
『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』は2025年6月20日(金)より一斉配信
配信サービス:
アニメ放題/FOD/dアニメストア/DMM TV/バンダイチャンネル/Hulu/Lemino/U-NEXT/WOWOWオンデマンド 他
※配信開始日はサービスによって変動する場合がある。
原作:モンキー・パンチ ©TMS