奥平大兼&出口夏希 W主演『か「」く「」し「」ご「」と「』の場面写真が解禁された。

本作は、“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の、純度100%の尊い日々を描く青春ラブストーリー。住野よるの原作は累計発行部数80万部を突破し、2017年の原作発売から若者を中心に根強い人気を誇る。W主演を務めるのは奥平大兼と出口夏希。奥平は引っ込み思案で自分に自信の持てない主人公・京を、出口は底抜けに明るい性格でヒロインよりもヒーローになりたいと願う・三木直子(通称ミッキー)を演じる。さらに、体育会系でいつも明るく笑顔な人気者・高崎博文(通称ヅカ)役に佐野晶哉(Aぇ! group)、予測不能な言動でいつもマイペースな黒田文(通称パラ)役に菊池日菜子、内気で控えめな性格である日突然学校に来なくなる宮里望愛(通称エル)役に早瀬憩と、勢いのある若手キャストが集結した。メガホンをとったのは中川駿監督。

今回解禁されたのは、早瀬憩演じる宮里望愛ことエルの場面写真。昨年『違国日記』(2024)、『あのコはだぁれ? 』(2024)に立て続けに出演し、第16回TAMA映画賞 最優秀新進女優賞、第67回ブルーリボン賞 新人賞を受賞。「スクリーンに登場した時の映え方が素晴らしく、銀幕という言葉が似合う俳優が久しぶりに出てきたと思いました」と本作のプロデューサーが語るほど、まさにいま映画関係者の中で大注目の若手のひとりだ。そんな早瀬が演じたエルは内気で控えめながらも、優しい強さを持ち、他のキャラクターにも影響を与えていくキャラクター。今回解禁された写真でも柔らかな笑顔を見せながら、どこか凛とした雰囲気を感じさせる。

早瀬は元々、住野よる作品の大ファンで、エルに対する自分の解釈も持っていた。そんな早瀬との役づくりで、中川監督は「最初はいろいろ話し合おうかと思ったのですが、途中から任せた方がいいと考えを変えました。結果、任せた方が、彼女の持つ130%が出ていましたね。いい意味で若さゆえの頑固さのようなところが、思っていた世界ではないところまで僕を連れて行ってくれました」と語っており、原作へのリスペクトを大切につくりあげた早瀬にしか演じることのできなかったエルを絶賛。監督も「より心を揺さぶられるシーンになった」と太鼓判を押す、エルと京のシーンにも注目だ。

『か「」く「」し「」ご「」と「』は2025年5月30日(金)より全国で公開
監督・脚本:中川駿
出演:奥平大兼、出口夏希
 佐野晶哉(Aぇ! group)、菊池日菜子、早瀬憩
配給:松竹
©2025『か「」く「」し「」ご「」と「』製作委員会
©2017住野よる/新潮社