原菜乃華主演の青春ホラーエンターテインメント『見える子ちゃん』の場面写真が解禁された。
本作は、カドコミ、ニコニコ漫画、pixivコミックでの累計閲覧数8,500万回、国内発行部数300万部を突破した泉朝樹によるホラーコメディ漫画「見える子ちゃん」の実写映画化。主人公・四谷みこ役には、ドラマ&映画『【推しの子】』(2024)にも出演して注目の原菜乃華、みこの親友の百合川ハナ役にはモデルや女優として多彩な才能を発揮し続ける久間田琳加、二暮堂ユリア役にはSNS総フォロワー数700万人を超え現在女優業でも急成長を遂げているなえなの。さらに映画オリジナルキャラクターである権藤昭生役には話題作に立て続けに出演し勢いの止まらない俳優・山下幸輝が加わり、個性豊かなキャスト陣が本作を彩る。
今回、なえなのが演じる、主人公・みこ(原菜乃華)の同級生で霊感があるゆえに同級生たちから疎まれている女子高生・二暮堂ユリアと、山下幸輝が演じる、みこたちの高校の生徒会長・権藤昭生の場面写真が公開された。写真は、ユリアのMy除霊グッズを振りかざす真剣な様子や、巫女装束を着てお祓いをする姿、そして昭生のキリリとした表情で生徒会長らしく壇上に立つ姿や、みこに顔をそっと近寄せ内緒話をする様子を捉えている。
霊が“見える”主人公みこに霊視能力があると気づき、みこに接近するユリアと、生徒会長の真面目さでみこやユリアたちを気に掛ける昭生だが、産休に入る担任・荒井先生(堀田茜)の代理として赴任してきた霊に憑かれている遠野善(京本大我)の登場により、みこの親友で無自覚に霊を引き寄せてしまうハナ(久間田琳加)に異変が…。みこと自称・霊能者のユリア、そして生徒会長・昭生の3人でハナに異変をもたらした正体を突き止めるために動き出すのだが――。
なえなのはユリアを演じるにあたって、台本を読んで劇中で九字切りをするシーンがあることを知り、「なんだこれは(笑)」と思ったと語っている。“九字切り” とは、日本の伝統的な護身術の1つで「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」と9つの文字を唱え、指で空中に縦4本、横5本の線を描いていくもの。主に災いなど悪いことから身を守るために行われるといわれ、かなり複雑な指の動きが必要になるのだが、「『臨』の手が難しかったので資料を送られてきたときに『こんなに指曲がる?終わったな』と思いました(笑)」と明かしている。劇中でも本場面写真のように霊能力を活かして霊に対峙するシーンが収められており、ユリアがどのようにストーリーに関係していくのか気になるばかりだ。
昭生は原作には出てこないオリジナルキャラクターで、突然霊が見えるようになってしまったみこの霊視能力にいち早く気づき、何かとみこを気にかける冷静沈着でどこか大人びた雰囲気を持つ存在。昭生役の山下は「原作には出てこないオリジナルキャラで僕にかかっていると思いました。ストーリーテラーというか説明の芝居が多かったので、セリフ量も多かったりして、昭生と作品を面白くするのも僕にかかっているなって思いました。勝手に(笑)。」と、オリジナルキャラクターであるとともに、説明的役割を担う難役で作品の鍵を握る人物であることも明かしている。果たして、冷静沈着な昭生は、みことユリアとともにハナに異変をもたらした原因を突き止め解決することができるのか―。
『見える子ちゃん』は2025年6月6日(金)より全国で公開
脚本・監督:中村義洋
出演:原菜乃華
久間田琳加、なえなの、山下幸輝
堀田茜、吉井怜/高岡早紀
京本大我、滝藤賢一
配給:KADOKAWA
©2025『見える子ちゃん』製作委員会