『BADBOYS -THE MOVIE-』の完成披露上映会が5月4日（日）に丸の内TOEIで行われ、豆原一成（JO1）、池﨑理人（INI）、兵頭功海、西川達郎監督が登壇した。

1988年から1996年まで「ヤングキング」で連載されていたシリーズ累計発行部数5,500万部を誇る、田中宏による伝説的不良漫画「BADBOYS」（少年画報社ヤングキングコミックス刊）。過去に何度も映像化されてきた時代を超えて愛される大人気漫画が実写映画化。裕福な家の一人息子だった桐木司（豆原一成）は、幼いころに助けられた伝説の不良・村越のような男になるために、過保護な両親から独り立ちすべく家出することを決意。族の戦国時代において最大勢力を誇る「陴威窠斗（BEAST）」に仲間入りを志願するもボコボコにされるが、逃げる途中で偶然出会った川中陽二（池﨑理人（INI））、中村寿雄（山中柔太朗）、岩見エイジ（井上想良）と意気投合し、つるむようになる。司たちは、「極楽蝶」七代目トシから、「廣島 Night's（ナイツ）」との抗争のためメンバーに加わってくれと頼まれ、司以外は複雑な思いを抱えながらもチームに合流。そして、ナイツと極楽蝶の抗争がはじまる―。弱小チーム「極楽蝶」は族の戦国時代でテッペンを獲れるのか？憧れの人・村越が乗っていた伝説の単車に、司が乗れる日は来るのか？「最強」の称号を目指し拳を交わす、まっすぐな男たちの⻘春がはじまる。

アクションシーンが見どころの本作だが、撮影前からアクション練習を行っていたというキャスト陣。「めちゃくちゃ筋肉痛になりました。人を殴る動きはなかなかしたことがないので」と明かす池崎は「殴られるのが難しい」といい、西川監督は「殴られたりするアクションが難しい」と共感していた。

一方で豆原は「筋トレばかりしていました、今もなんですけど（笑）撮影合間にトレーニングに行って、撮影終わったらトレーニングに行って、撮影前にトレーニングに行って、それでアクションやっていました。それが気持ちよかったです」という。

また、実際の撮影でさらしを巻いた豆原と対峙した際には「豆ちゃんがごつすぎて、やばいなと思いながら」という兵頭は「アクション練習はジャージとかだから分からない。顔がキュルキュルなかわいい顔をしているからこんなにごついと思っていなくて（笑）」といい、「入ってきて、やば、勝てないかも」と笑いを誘った。

さらに「アクションデーみたいなのが最後のほうにあって」という豆原は、その中で兵頭と2人での撮影について「なかなか緊張感がありました」と振り返り、兵頭は「物にぶつかって物が倒れるところも豆ちゃんが自分で全部やっていて、ケガさせたらどうしよう」と心配もあったというほどだったという。

そんな中で自身は人見知りをするという豆原だが「（演じた）司は人見知りはしないんです。当たってぶつかれ精神なので、その当時は結構無敵状態でした」と振り返り、「JO1で韓国に行ったり、香港に行ったりしていたんですけど、気合で乗り越えていたし、行った先でもトレーニングをしていたので、バイブスぶちあがってた」と明かした。

また、「INIでライブをするときの煽りがヤンキーになってた（笑）」と明かす池﨑に、豆原は「この間、合同コンサートがあったんだけど、すごいこと言ってたよね」と笑いを誘った。

【写真・文／編集部】

『BADBOYS -THE MOVIE-』は2025年5月30日（金）より公開
監督：⻄川達郎
出演：豆原一成（JO1）
　池﨑理人（INI）、山中柔太朗、井上想良
　井頭愛海、岩永丞威
　大下ヒロト、山谷花純
　兵頭功海、⻘柳翔
配給：東映
©田中宏・少年画報社/映画「BADBOYS」製作委員会