『リロ&スティッチ』の大ヒット祈願イベントが5月8日(木)に日枝神社で行われ、山寺宏一 (スティッチ役、永尾柚乃(リロ役)、MOMONA(ME:I)(ナニ役)が登壇した。
『美女と野獣』『アラジン』をはじめ、数々のアニメーション映画の実写化を成功させてきたディズニーが、その愛らしさで空前のスティッチ・ブームを巻き起こした「リロ&スティッチ」を完全実写化。両親を失い姉と2人で暮らす少し変わった少女リロ。友達ができず、いつもひとりぼっちの彼女に前に現れたのは、見た目はモフモフで超キュートなのに、ものすごく暴れん坊でイタズラ好きな不思議な生き物だった。その正体がエイリアンとも知らずに“スティッチ”と名づけ、彼を家に連れ帰るリロだったが、その出会いは思いもよらぬ大事件と、素晴らしい“奇跡”の始まりだった─。ハワイを舞台に、ひとりぼっちの少女リロと暴れん坊のエイリアン・スティッチ、ふたりの奇跡の出会いとかけがえのない家族(オハナ)の絆を描く感動のハートフル・ファンタジー。オハナは家族。家族はいつもそばにいる──何があっても…。
アニメーション版に引き続きスティッチの日本版声優を務める山寺は「最初に(映画版で)やってから20年以上が経って、そこからテレビシリーズもあったので付き合いが相当長いんです」と振り返りつつも「でもスティッチぽいしゃべり方ができる声優が増えてきて、物まねで僕の前でやる人がいるんですよ。今回どうかなと思ったんですけど、お話をいただいて大好きなスティッチをまた演じることができて嬉しく思います」と笑顔を見せた。
「ずっと大好きでずっと見ていた作品」と話す永尾は「それもリロの役の声ができるなんて信じられないし、びっくりしたし、めちゃめちゃうれしかったで。大切に演じました」と力を込めた。そんな永尾の日本版声優決定時のサプライズ発表を山寺が行ったが、その際のことを「スティッチが来てくださったのでダブルびっくりです」と振り返る永尾。山寺は「本当にびっくりして、きれいな涙をぽろっと流してくれた」と明かした。
また、「アフレコが初めての経験で、演技自体の経験もあまりなかったので、プレッシャーもありました」というMOMONAは「小さいころに初めてDVDを買ってもらって、人生で一番触れてきたディズニー作品が『リロ&スティッチ』だった」と明かし、「毎日毎日山寺さんの声をお聞きしていて」と話すと「本当に?」と驚く山寺。「スティッチと一緒に育ったといっても過言ではないくらい」というMOMONAは「お話を聞いたときは、自分が声優というびっくりもあったんですけど、大好きな作品だったので最高な作品にするしかないと強く意気込んでアフレコに挑みました」と語った。
さらに、リロ役の永尾と、ナニ役のMOMONAは年の差がリロとナニの年の差とほぼ同じということもあり、MOMONAは「リロとナニってこんな感じなんだろうなと感じられた」と感慨深げな様子だった。
【写真・文/編集部】
『リロ&スティッチ』は2025年6月6日(金)より公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ディーン・フライシャー・キャンプ
キャスト:クリス・サンダース(スティッチ役)、マイア・ケアロハ(リロ役)
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