『リライト』の完成披露試写会が5月19日(月)に都内で行われ、池田エライザ、阿達慶、橋本愛、松居大悟監督、脚本を担当した上田誠が登壇した。
数々の青春映画で若い世代から圧倒的支持を集める監督・松居大悟と、“時間もの”で高い評価を獲得している脚本・上田誠が初タッグを組み、“史上最悪のパラドックス”として話題となった原作・法条遥「リライト」(ハヤカワ文庫)を、新感覚〈タイムリープ✕青春ミステリ〉映画として誕生させた。オール尾道ロケを行い、時をかける“タイムリープ”作品の中に、瑞々しい高校時代の青春と、いくつもの謎を散りばめたミステリを織り交ぜた本作。主人公・美雪を演じるのは池田エライザ。高校時代とその10年後の美雪を鮮やかに演じ分ける。そして300年後からタイムリープしてきた未来人・保彦を演じるのは、本作が映画初出演で、ジュニアとしても活動している阿達慶。
イベントでは、作品のタイトルにちなんで、学生時代のリライトしたいエピソードを、学生時代の写真とともに披露。
はじめに写真を披露した池田は「当時カリスマJKみたいな感じで取り上げてもらうこともあったのですが、土手でギターを弾く少女でもありまして。ずっとギターを背負って高校時代を過ごしていた」と明かした。その一方で「ケンカをするほど仲がいい親友との時間を過ごしてみたかったです。お仕事で会えない時もあるから、あまり距離を詰める勇気がなかったんですけど、友達とケンカしちゃうくらい仲よくなって遊んでみたかった」と語った。
“入所する前の中学生の写真”を披露した阿達は「(今回のイベントで)高校生時代の写真が必要と言われたんですけど、思い返してみたら高校生の写真がなくて。イベントにもあまり参加できていなかったので」と明かし、「高校時代に戻ったらもっと写真とか、お友達とか作って高校生っぽいことをしたい」と語り、「高校時代に戻って青春を謳歌…できなそうだけど、もうちょっと頑張れたら」と笑いを誘った。
同じく中学生時代の写真を披露した橋本は「今だったら先生ともっとやりあえたなと思う」と話し、「あの頃は怒られても返す言葉がなくて、グッとなってクソって帰るだけだったけど、今ならもっと論理だてて理詰めで、こっちも正当な理由あるんでってやりたい」と笑いを誘った。
【写真・文/編集部】
『リライト』は2025年6月13日(金)より全国で公開
監督:松居大悟
出演:池田エライザ、阿達慶、久保田紗友、倉悠貴、山谷花純、大関れいか、森田想、福永朱梨、若林元太、池田永吉、晃平、八条院蔵人
篠原篤、前田旺志郎、長田庄平(チョコレートプラネット)、マキタスポーツ、町田マリー、津田寛治、尾美としのり、石田ひかり、橋本愛
配給:バンダイナムコフィルムワークス
©2025『リライト』製作委員会