WEST. 7人が主演を務める映画『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』の瑠東東一郎監督が、裏社員・宴を演じる桐山照史の優れた演技力を明かした。
本作は通常の業務を超え、表では解決できない問題を秘密裏に処理する社員=通称「裏社員」が登場する痛快アクション・コメディ。昨年末にWEST. 7人全員が主演する初めての劇映画製作が発表されて以来、SNSでも多くの反響が寄せられた。メガホンをとったのは、『劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~』や『G メン』などの話題作を手掛けたコメディの名手・瑠東東一郎監督。
本作は、一癖も二癖もあるキャラクターたちが登場する中、桐山が演じるのは、阿川建設の裏社員・宴。社長から商店街を取り壊すミッションを受け、一匹狼でありながら商店街に潜入し住民たちの懐にスッと入ってしまう役どころ。そんな桐山について、瑠東監督は「役は本人に近づくように作っていました。彼はツッコミが本当に上手い。シンプルにめっちゃ面白いし、相手を引き立たす事が出来る。それは笑いだけじゃなくお芝居全般として、リアクションが素晴らしいという事なんです。どんな相手でもお芝居をちゃんと受け切る事が出来る。相手の表現と魅力をより引き出す事が出来る。彼がいるとみんな安心して全力で芝居が出来る。絶対に全部拾ってくれるんで。彼は本当に“名キャッチャー”ですよね」と語り、宴を見事に演じ切った桐山の巧みな演技を絶賛した。
桐山は、ドラマ「ごくせん第3シリーズ」(08)をはじめ、NHK「連続テレビ小説あさが来た」(15)で光る演技を見せた。映像作品にとどまらず、日本の古典作品をモチーフにした舞台「赤シャツ」(21)や海外の古典作品のミュージカル「ブロードウェイミュージカル キャメロット」(23)でも高い評価を得ている。役者としてすでに高い評判を得ている桐山に対して「本作でWEST.のメンバー以外のキャストと絡むことも多かったんですが、初めましての方であっても相手の芝居を受けて引き出して、グルーヴしていけるんです。藤原紀香さんだったり、剛力彩芽さんだったり、彼に心を許す事で、ぐんぐん芝居が上がっていく。彼の存在は本当に大きかったです」と桐山の繊細な演技力に太鼓判を押した。
主演のWEST.はもちろんのこと、恒松祐里、森香澄、剛力彩芽、更に藤原紀香、竹中直人ら、日本のエンタテインメント界の唯一無二のキャストが競演!トータス松本が作詞作曲したWEST.のファンキーでパワフルな主題歌「ウェッサイソウル!」にのせた、笑いあり、涙あり、人情ありの本作・映画『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』全国公開中。
『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』は公開中
監督:瑠東東一郎
出演:WEST.(重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濵田崇裕、小瀧望)、恒松祐里、森香澄、剛力彩芽/藤原紀香、竹中直人
配給:松竹
©2025「裏社員。-スパイやらせてもろてます‐」製作委員会