『か「」く「」し「」ご「」と「』公開前夜祭イベント 佐野晶哉、奥平大兼とドライブで“沁みた楽曲”「泣きそうになって」「いまだに聞いています」

『か「」く「」し「」ご「」と「』の公開前夜祭イベントが5月29日（木）に丸の内ピカデリーで行われ、奥平大兼、出口夏希、佐野晶哉（Aぇ! group）、菊池日菜子、早瀬憩、中川駿監督が登壇した。

本作は、“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の、純度100％の尊い日々を描く青春ラブストーリー。住野よるの原作は累計発行部数80万部を突破し、2017年の原作発売から若者を中心に根強い人気を誇る。W主演を務めるのは奥平大兼と出口夏希。奥平は引っ込み思案で自分に自信の持てない主人公・京を、出口は底抜けに明るい性格でヒロインよりもヒーローになりたいと願う・三木直子（通称ミッキー）を演じる。さらに、体育会系でいつも明るく笑顔な人気者・高崎博文（通称ヅカ）役に佐野晶哉（Aぇ! group）、予測不能な言動でいつもマイペースな黒田文（通称パラ）役に菊池日菜子、内気で控えめな性格である日突然学校に来なくなる宮里望愛（通称エル）役に早瀬憩と、勢いのある若手キャストが集結した。メガホンをとったのは中川駿監督。

イベントでは「○○すぎて、純度100％の涙が溢れ出してしまうもの」をフリップで披露。

「大空と大地の中でで」と書いた佐野は、撮影が行われた新潟の海辺を奥平をドライブしながら松山千春の楽曲「大空と大地の中で」を聞いていたことを明かし、「この曲を聞いたときにマジで泣きそうになって。新潟の自然と撮影の楽しい思い出と。2人でこの曲を聞いて、2～3時間のドライブで5～6回はこの曲を聞いて」と明かした。

歌詞を聞いて「沁みて沁みていまだに聞いています」と明かす佐野に、奥平は「この曲を聞くと撮影の思い出がよみがえる」と共感していた。

一方で、5人の中で答えるのが最後になった奥平は「こういう時に何も出てこない自分に」と書いた奥平は「なかったですね…」といい、「ずっとメイクさんとかマネージャーと1時間話してた」と明かす佐野。

その中で「案があったんです」という奥平は「インスタグラムで長文を書くんです。一回スマホのメモで下書きするんですけど、コピーしてマネージャーさんに確認してもらうんです。そのコピーの時に間違えて消しちゃう時がある。そういう時に涙が止まらないにしようと思ったんですけど、（フリップを披露するのが）最後だし、みんなおもしろいエピソードを持ってくるんだろうなと思って」とコメント。この奥平の回答に出口は「一番おもんないの来たね」とツッコミが入り、共演者からは「ひどい（笑）」とフォローされるなど笑いを誘った。

【写真・文／編集部】