『リロ＆スティッチ』号泣上映会イベント 中村海人、スティッチとの思い出披露「小学生の時に…」

実写版『リロ＆スティッチ』の号泣上映会イベントが6月3日（月）にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、山寺宏一（スティッチ役日本版声優）、永尾柚乃（リロ役日本版声優）、MOMONA（ME:I）（ナニ役日本版声優）、中村海人（Travis Japan）（デイヴィッド役日本版声優）が登壇した。

『美女と野獣』『アラジン』をはじめ、数々のアニメーション映画の実写化を成功させてきたディズニーが、その愛らしさで空前のスティッチ・ブームを巻き起こした「リロ＆スティッチ」を完全実写化。両親を失い姉と2人で暮らす少し変わった少女リロ。友達ができず、いつもひとりぼっちの彼女に前に現れたのは、見た目はモフモフで超キュートなのに、ものすごく暴れん坊でイタズラ好きな不思議な生き物だった。その正体がエイリアンとも知らずに“スティッチ”と名づけ、彼を家に連れ帰るリロだったが、その出会いは思いもよらぬ大事件と、素晴らしい“奇跡”の始まりだった─。ハワイを舞台に、ひとりぼっちの少女リロと暴れん坊のエイリアン・スティッチ、ふたりの奇跡の出会いとかけがえのない家族（オハナ）の絆を描く感動のハートフル・ファンタジー。オハナは家族。家族はいつもそばにいる──何があっても…。

今回の“号泣上映会”にちなんで“泣きポイント”を聞かれると「孤独を感じたリロが星に願いをかけるシーン。どういう思いで祈っているのかなと思うとグッとくる」と答えた山寺。自身が演じるナニについて、MOMONAAは「アニメーションでが描かれていなかった夢だったりが描かれているので、夢を追っている方だったり、道に迷っている方は共感できて涙が出るポイント」と挙げた。一方で中村は「リロとナニの家がちょっとね、ああなっちゃうところが悲しくなっちゃう」と言葉を選びながら答えようとしたものの、思わずネタバレをしてしまいそうな中村に山寺は「これからご覧になるからね」と笑いを誘った。

その山寺は2003年に日本公開（2002年全米公開）されたアニメーション映画からスティッチの声を担当しているが「スマホの写真を見返したら2004年からしかなかった」と笑いを誘いつつ「覚えているのはオーディションでスティッチに役にさせていただいたんですけど、（オリジナル版で）クリス・サンダースさんが個性的な声でスティッチをやっていて。僕はその時に野獣もやりドナルドもやりジーニーもやり、もういいだろうと思われていたんですけど『やってみる？』と言われたら、ちょっとできたっぽかった。合格して今につながる。その時は非常に苦戦して」と明かした。そんな山寺は中村に「海くん、真似できるって聞いた」というと、中村は「真似できます。この場を借りてやらせていただけたら」と話しつつ、恥ずかしがった中村は観客に背を向けてスティッチの声真似を披露し、会場は拍手に包まれた。

さらにスティッチとの思い出について、映画が公開された2003年に生まれたMOMONAは「生まれて初めて買ってもらったDVD」と明かし、「一緒に育ったといっても過言ではない。出会いというか運命、必然的に一緒に歩んできた作品」と熱く語った。さらに中村は「小学生の時に初めて買ったぬいぐるみがスティッチでした。高校生くらいまでは一緒に寝ていました。今も実家に置いてあって。思い出のものなので、捨てられなくて取っておきたいので」と明かした。

【写真・文／編集部】

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