『BADBOYS -THE MOVIE-』の大ヒット御礼舞台挨拶が6月15日(日)に大阪ステーションシティシネマで行われ、豆原一成(JO1)、池﨑理人(INI)が登壇した。

1988年から1996年まで「ヤングキング」で連載されていたシリーズ累計発行部数5,500万部を誇る、田中宏による伝説的不良漫画「BADBOYS」(少年画報社ヤングキングコミックス刊)。過去に何度も映像化されてきた時代を超えて愛される大人気漫画が実写映画化。裕福な家の一人息子だった桐木司(豆原一成)は、幼いころに助けられた伝説の不良・村越のような男になるために、過保護な両親から独り立ちすべく家出することを決意。族の戦国時代において最大勢力を誇る「陴威窠斗(BEAST)」に仲間入りを志願するもボコボコにされるが、逃げる途中で偶然出会った川中陽二(池﨑理人(INI))、中村寿雄(山中柔太朗)、岩見エイジ(井上想良)と意気投合し、つるむようになる。司たちは、「極楽蝶」七代目トシから、「廣島 Night's(ナイツ)」との抗争のためメンバーに加わってくれと頼まれ、司以外は複雑な思いを抱えながらもチームに合流。そして、ナイツと極楽蝶の抗争がはじまる―。弱小チーム「極楽蝶」は族の戦国時代でテッペンを獲れるのか?憧れの人・村越が乗っていた伝説の単車に、司が乗れる日は来るのか?「最強」の称号を目指し拳を交わす、まっすぐな男たちの⻘春がはじまる。

今回行われた舞台挨拶には、主演の豆原一成、そして共演の池﨑理人が、劇中の「極楽蝶」の特攻服姿で登場し、駆けつけたファンからの大きな拍手に迎えられ、本編以外で初となる上下とともに特攻服姿のお披露目に2人とも「皆様の前にサプライズで着ることができて、嬉しいね」と喜びを語っていた。

公開から2週間が経ち、それぞれに届いている感想について、豆原は「本当にたくさんの方が見に行ってくれてSNSに原作のファンの方が見に行ってくださったとも見ましたし、公開前は不安な気持ちも若干あったのですが、みんなが「良かったよ」と言ってくれて、すごく嬉しいです」と語った。池﨑は「「初演技とは思えなかったよ、自然だったし陽二にはまってた」と言ってくださることが多くて、ファンのみなさん、家族や、メンバーも見に行ってくれて、これからも演技がんばりたいなと改めて思いました」と、公開後に寄せられている大きな反響を語った。

続いては、会場、そして全国の劇場からライブビューイングで見ているファンからの質問にふたりが答えていく企画コーナーへ。まず初めの質問は「2人が仲良くなったきっかけ」について。池﨑が「先輩後輩なので会ったことやお仕事をご一緒したこともあったのですが、しゃべることができなくて。(映画のクランクイン前の)アクション練習で一緒になったときに、めちゃくちゃ話しかけました」と池﨑が明かすと、それに対し豆原が「僕が人見知りなのもあって何話していいかわからなくて、理人が、がつがつ来てくれたのがやりやすかった」と本音を吐露。「憧れの先輩だから、先輩方はどうやって悩みや困難を乗り越えてきたんだろうと聞きたいことがありすぎて、話が尽きなかったんです」と池﨑が当時の気持ちを明かしていた。

また、「もし、まめと理人として2人でパフォーマンスをコラボするとしたら、どんなパフォーマンスをしてみたいですか」という質問に対して、「いい質問だね!」「面白いね!ありえない世界線でもないもんね」と盛り上がり、「理人はやっぱりラップだよね」という豆原に対し、池﨑が「まめちゃんは英語で歌って踊っているのがすごいかっこいいなと思ってるから、そういう感じ2人でできるかな」と返すと、豆原が「2人で行きましょうよ!踊りながら歌って。グループの垣根を越えてやってみたいですね」と語ると、会場からは期待の大きな拍手が起こった。

「喧嘩のシーンでの特殊メイクはどうでしたか?」という質問には豆原が、「顔が(殴られて)ぼこっと腫れている特殊メイクは、ジェルみたいなのをつけて、上から血のりを足していきました。そうすると不思議に気持ちが弱くなっていくというか、痛く感じたんです」と特殊メイクの際の気持ちを語っていた。

「かわいいと思うシーンは?」という質問に、池﨑が「久美ちゃんといい感じになって、司が浮かれるシーンが、「こんなことできるんだ!」と感動しました!主人公の天真爛漫さも表現できてそしてかわいかったし。司はまっすぐでかわいいなあと思いました」と語ると、豆原は「感動!」と照れながらも「自分でも改めて見たとき、司はかわいいなあと思いました」と語った。

最後に池﨑は「『BADBOYS -THE MOVIE-』は公開から2週間を迎え、たくさんの反響もいただいていて、良い評価いただいているのを感じて、改めて(出演させていただけて)良かったなあと思いました。撮影中は落ち込むこともありましたが、いろいろな方のおかげで一つの作品を作り上げることができて、皆様のおかげで表現者として成長できたかなと思っています。これからもたくさん見に行っていただけたら嬉しいです」とコメント。

豆原は「初主演ということもあり「どうやったら観てもらえるのか」とすごく不安だったんですが、たくさんの方からコメントや評価をいただいて、「良かったよ」「司、かっこよかったよ」と言葉をもらえることが本当に嬉しくて、これからもお芝居を追求して自分の幅を広げていきたいなと思いました。昨日はメンバーの川西君も観にいってくれました。僕もひとりで劇場に行ったのですが、自分のことをスクリーンで観てくださっているのを見て、いつも皆さんにパワーをもらっているんだなとこの2週間で感じました。もっともっといろいろな人に観に行っていただきたいです。自分もまた観に行きます!これからも応援よろしくお願いいたします!」とメッセージを送った。

【提供写真、オフィシャルレポート】

『BADBOYS -THE MOVIE-』は公開中
監督:⻄川達郎
出演:豆原一成(JO1)
 池﨑理人(INI)、山中柔太朗、井上想良
 井頭愛海、岩永丞威
 大下ヒロト、山谷花純
 兵頭功海、⻘柳翔
配給:東映
©田中宏・少年画報社/映画「BADBOYS」製作委員会