横浜聡子監督最新作『海辺へ行く道』の本ビジュアルと予告編が解禁された。

脚本・監督は、『ジャーマン+雨』『ウルトラミラクルラブストーリー』『俳優 亀岡拓次』『いとみち』で話題を巻き起こしてきた横浜聡子。最新作は、知る人ぞ知る孤高の漫画家・三好銀の晩年の傑作「海辺へ行く道」シリーズを映画化。主演を務めるのは約800人のオーディションを経て主演を射止めた15歳(当時13歳)の俳優・原田琥之佑。麻生久美子、高良健吾、唐田えりか、剛力彩芽、菅原小春、諏訪敦彦、村上淳、宮藤官九郎、坂井真紀ら個性豊かな大人たちに加え、蒼井旬、中須翔真、山﨑七海、新津ちせなど、実力派の若手俳優たちが見事集結。さらに、様々なシーンから熱烈な支持を受ける至高のラップトリオDos Monosのフロントマン荘子itが、初の映画音楽を担当。

今回解禁された本ビジュアルは、青色が映えるキャンパスを下地にし、奏介を中心に個性豊かな登場人物たちの切り抜き写真がコラージュされ、落書きのようなイラストもたくさん描き込まれている。ティザービジュアルに続き、デザインを手掛けたのは国内外の多くの映画ポスターを手掛けるアートディレクターの石井勇一。“人生は予測できない魔法で溢れている”というキャッチコピーが添えられ、自由でユーモアに満ちた本作の世界観を伝えると共に、なにか良いことが起こりそうな人生へのささやかな予感を期待させている。

併せて解禁された予告編では、奏介たちがつばの長いサンバイザーを被る謎の女性と遭遇するシーンから始まる。14歳の美術部員・奏介とその仲間たちが夢中でものづくりをする姿や、あやしい大人たちから不思議な依頼が次々と舞い込んでいく様子が収められており、個性豊かな登場人物と奏介たちが巻き起こす、ちょっとおかしな出来事に期待が高まる。特報映像に引き続き、横浜監督の前作『いとみち』で主演をつとめた俳優の駒井蓮がタイトルコールを担当し、鮮やかな愛らしさを添えている。本作で初の映画音楽を手掛けた荘子itが本作のために書きおろしたエンドソング「La chanson de Yoko」の一部も使用されている。劇中のセリフや環境音、劇伴などをサンプリングして作られており、歌詞を横浜監督が、ラップ部分は荘子itが各々担当した。

予告編

また、本日7月11日(金)より全国の上映劇場(一部劇場を除く)およびオンラインストアでムビチケ前売券の販売を開始。さらに7月17日(木)には新宿ピカデリーにて、原田らキャストの舞台挨拶付き完成披露上映会が開催されることが決定した。詳細は劇場公式サイト及び映画の公式SNS等にて。

『海辺へ行く道』は2025年8月29日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほか全国で公開
監督・脚本:横浜聡子
出演:原田琥之佑
 麻生久美子、高良健吾、唐田えりか、剛力彩芽、菅原小春
 蒼井旬、中須翔真、山﨑七海、新津ちせ
 諏訪敦彦、村上淳、宮藤官九郎、坂井真紀
配給:東京テアトル、ヨアケ
©2025映画「海辺へ行く道」製作委員会