『Dating Game~口説いてもいいですか、ボス!?』Love at 1st Episodeイベントが7月13日(日)[現地時間]にタイのSF World Cinema, Central Worldで行なわれ、マーチ、向井康二、フルーク、ユド、コビ監督、タングビア、チョー、フューズプロデューサーが登壇した。

タイドラマ史上初の日本人主演として全編タイ語での演技に挑んだ日本を代表するトップアイドルグループ「Snow Man」の向井康二と、W主演するタイの実力派俳優マーチ=チュターウット・パッタラガムポン。そして日本でもファンが多いフルーク=ナタット・シリポントーンとユド=タンタット・ターリンピロムら、今タイで人気も実力もあるキャストたちが共演。スタッフ陣もタイで最高のクリエイターが集結。脚本は胸キュン新世代BLドラマ「Cutie Pie」や「Close Friend」など、象徴的なタイBLドラマを手がけたクリエイティブチームが集結。さらに、多くの名作を生み出してきた実力派脚本家・マヤ、All-Write Teamらとのコラボレーションが実現。日本とタイと異なる価値観を持つ二人が出会い、ぶつかり合いながらも絆を深めていく姿を描いた、時にコミカルで、時に胸を打つ物語が紡がれ、国や文化の壁を超え、観る人の心に温かな余韻を残すラブストーリーが誕生する。

かつていじめられっ子だったオタク気質のヒル(マーチ)は、「Yuka! Love Me Please」という女性キャラの恋愛シミュレーションゲームの「Yuka」に愛と自信をもらい、見違えるほどのイケメンプログラマーに成長。ヒルは「Yuka! Love Me Please」を開発した会社に念願かなって就職を果たし、そこで日本からきた完璧すぎる、冷酷な鬼社長・ジュンジ(向井康二)と出会うことになる。就職したのもつかの間、会社がゲームのサービスを終了することを発表し、落胆するヒル。心を痛めながらも前に進もうとする彼の情熱を見て、ジュンジがヒルにある提案をもちかけてきた。ヒルはジュンジの提案したミッションをクリアできるのか―。

放送開始を翌日に控え、タイ・バンコクの中心街にある商業施設・セントラル・ワールド内にあるSF World Cinemaにて“Love at 1st Episode”と題した放送・配信直前イベントが開催された。イベントではコビ監督、脚本家、Fuseプロデューサーが登壇し、脚本(物語)が出来るまでの話を展開。ドラマ畑というよりはCM制作を主にしてきたスタッフ陣なので、タイでも最高峰のスタッフたちが、どんなふうに物語を創っていったか、制作の舞台裏を語った。そしてキャスト陣の登壇となり、MCよりユド、フルーク、マーチ、向井の順で一人ひとり呼びこまれ、後方ドアから客席を通って挨拶をしたり、手を振って歓声に応えたりしながら、ステージへ登壇。4人揃って会場を埋め尽くす観客に挨拶をするとさらに大歓声に包まれた。

今回日本人1人でタイの制作現場に飛び込んでタイ語での演技について聞かれた向井は「タイ語を話さなきゃいけないって、本当に大変ですごく難しかったです、本当に」と苦笑。「もともと少しタイ語はできたけど、今回はすごく情報量が多くて、本当に簡単じゃなかったです。でも、支えてくれたみなさんに心から感謝しています。おかげでちゃんと演じきることができました」と共演者やスタッフ陣へ感謝の意を述べていた。

マーチは「康二とは別々の国に住んでいて、時間も言語も違うので、現場に入ってからたくさんやりとりする機会があり、その反応や交流はとても素晴らしいものでした。僕と康二の演技を超えたやり取りはマジックモーメントだったので、是非楽しく見てもらいたいです。僕だけ喋っていると、僕だけ舞い上がっているように見えてしまうので(笑)」と話し、その言葉を受けて向井は「僕も同じです。僕もマジックモーメントでした(タイ語)」、「マーチ君と一緒に演技するにあたって、いつもとはお芝居をする感覚が違かったんですよね。マーチ君が言った通りに、お芝居ではなくて本当に(向井が演じた)ジュンジと(マーチが演じた)ヒルに入り込むってあんまり言わないんですけど、本当にそんな感じですね。だからあんまり打ち合わせをしないのも、僕の初めてのジュンジをヒルに見せたかったというのもあるし、それを多分受け止めてくれる存在だから、そこはマーチ君に甘えていたし、初めてカメラ前で合わせたかったという気持ちがあります。そのためにタイ語もめちゃくちゃ勉強したし、迷惑もかけたし、すごく感謝しています」とコメント。

フルークは「マーチ、ユド、僕ら3人とも、本当にコウジさん一緒に仕事ができてとても嬉しかったです。というのも、このドラマで初めての外国人俳優との仕事だったんです。コウジさんはタイと日本のハーフとはいえ、タイ語でセリフを話すのは大変なことだったと思います。でも彼は決して諦めず、みんなに幸せを届けようとしてくれて、笑顔や笑い声を現場に与えてくれました。本当に素晴らしかったです」と向井を大絶賛。こんなに真面目に話をしているのに、時間の関係でとMCから無茶ぶりを振られたユドは、何と場内での金事項のお願いの文章を読まされてしまうのだが、ノリよく引き受けてはにかみながらもイケボでお願い事項を読んで会場を沸かせた。

さらに先日のイベントでタイに来た際に、「Katanyu Tonight」というタイのバラエティYouTubeに出演したのがきっかけで、本日は番組の司会者カタン・ユーがMCを務めることに。トークでの掛け合いもハイスピードで進み、最後にカタン・ユーの番組に出た際にやったネタと同じようなこと披露し会場からはクスクスと笑い声が終始聞こえていた。

そして、キャストと観客が一緒にEpisode1を鑑賞。上映を鑑賞したキャストたちが客席から再び舞台へ戻ってくる際に拍手で迎えられ、4人の顔は嬉しさが表れており、MCからは「自分のボスとしての演技を見てどうでしたか?」と聞かれた向井は「ジュンジはかっこよくて、マーチはとてもかわいかった。でもボスを演じるのは照れ臭かったです」とはにかんでいた。

イベントの締めくくりとして、ヒルの愛するYukaよりビデオレターが到着。ドラマの挿入歌で頑張る人たちへの応援ソング「Best Girlfriend」のMVが完成し、イベントで初披露された。ヒルがYukaの愛がこもった応援を受けて、自分自身に自信を持てないオタクな高校生から、イケメンに成長していく過程を初解禁のドラマ本編映像で描いており、アップテンポの曲調と日本語が交えた歌詞で頑張る力を与えてくれる映像が披露された。『Dating Game~口説いてもいいですか、ボス!?~』は、本日7月14日(月)23:30より、動画配信サービスLeminoでディレクターズカット版が、タイと同時間帯で配信される。

【提供写真、オフィシャルレポート】

『Dating Game~口説いてもいいですか、ボス!?~』は7月14日(月)23:30よりLeminoにてディレクターズカット版を日本独占配信
監督:コビ=チャクリー・ルジウィパット
出演:マーチ 向井康二
 フルーク ユド フォンド ビクター ポッピー NICE CNX オカタ
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