長濱ねる 2nd写真集『長濱ねる』の発売記念会見が7月15日(火)に都内で行われ、長濱ねるが登壇した。

「25歳の自分の姿を、大好きな場所で大好きな写真家さんに撮っていただきたい」。長濱ねるたっての希望で、スタートした今回のプロジェクト。撮影地は、長濱ねる自身がプライベートでも訪れたことのあるアイスランドとフィンランド。そして撮影を担当したのは人気写真家・高橋ヨーコ。2024年7月、北欧の煌めく光の中で、当時25歳の長濱ねるの、ゆるやかで伸びやかな姿に迫った。

前作の写真集から8年という月日について、自身の“成長”を問われた長濱は「良い意味で人に委ねることができるようになったかなと思います」と内面の変化を分析。本作の制作においても「写真のセレクトだったりタイトルだったり、基本的に皆さんが『良い』と思うものを残そうというマインドでした。自分が好きな顔とか、得意な表情みたいなものだけで埋め尽くされないように気をつけて、自分の見たことないような顔をチームの皆さんと一緒に写真集の中に入れていけたことが自分の成長かなと思っています」と語った。

一方で、“変わらない部分”については、「前回の写真集は五島列島ですごく心が安らぐ場所で撮影して素の自分が出ていた」と振り返り、「今回の写真集でもご飯を食べたり海に飛び込んだり、1作目より開放的な姿が収められていると思うので、そういう自分の根底にある自然が大好きなところとか、普段の仕事では出せないようなはしゃいでいる姿とかは変わらないかなと思います」と明かした。

撮影はアイスランドとフィンランドで行われたが、道中では思わぬハプニングもあったという。「日本からおかゆを10食分くらい持って行っていたんですけど、フィンランドからアイスランドに飛行機で移動する際に、その食料を全て手荷物に入れてしまっていて。おかゆが液体判定になってしまって、全て没収されるというハプニングがありました」と告白。「すごく自分の中で命綱みたいな食料だった」というおかゆを失ったものの、「そこからは逆に気にせず、フライドポテトを食べたり、ご飯を楽しみました」とポジティブに乗り切ったことを明かした。

また、現地での交流について触れ、「写真集の中に、海に飛び込んでいる瞬間の1枚が入ってるんですけど、その写真を撮影しているときに、現地に住んでらっしゃる住民の方が一緒に水着になって海に飛び込んでくださって。それはすごくびっくりしましたし、フィンランドの皆さんの温かさを感じた瞬間でした」と心温まるエピソードも披露した。

今後の目標を聞かれると、「旅をするのが好きなので、今回のフィンランドとアイスランドもまたいつか1人で訪れてみたいなと思います」と話し、仕事では「今お芝居をさせていただいてるので、もっともっと自分の演技を磨いて、いろんな作品に参加させていただけるようになりたいです」と、さらなる飛躍を誓った。

【写真・文/編集部】

通常版

長濱ねる 2nd写真集『長濱ねる』

撮影:高橋ヨーコ
発行:講談社
発売日:2025年7月15日(火)
定価:3,300円(税込)
仕様:A4/160ページ
通常カバー版/Sony Music Shop限定カバー版の2種発売
特典:ランダムポストカード1枚封入(全6種)