ジェームズ・キャメロン監督が贈るシリーズ第3弾『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』のポスタービジュアル解禁され、併せて本作初の予告編が7月25日(金)より公開される『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』から“劇場限定”先行上映されることが決定した。
全世界歴代興行収入ランキングで第1位、人類が生み出した全映画の頂点に立つ『アバター』(2009)。そしてジェームズ・キャメロン監督のもう一つの代表作である『タイタニック』(97)を超え、同ランキングで第3位にランクインする偉業を成し遂げた『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)。これらの作品を世に贈りだし映画界の頂点を極め、さらに映像技術に関して進化し続ける巨匠ジェームズ・キャメロンが監督する「アバター」シリーズの第3弾となる最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』。
2154年―滅亡間近の地球、人類存続の最後の希望は、神秘の星パンドラ。貴重な鉱物資源を採掘するため、人類はパンドラの先住民族ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体〈アバター〉を開発する。戦地で両足を負傷し、生きる希望を見失っていた元海兵隊のジェイク(サム・ワーシントン)は、亡くなった兄に代わり〈アバター〉となってナヴィに接触。彼らの生き方に共鳴したジェイクは、ナヴィの女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と恋に落ち、生きる希望を取り戻していく。ジェイクとネイティリは家族を築き、キリ(シガーニー・ウィーバー)やロアク(ブリテン・ダルトン)ら子どもたちと平和に暮らしていた。しかし、クオリッチ(スティーヴン・ラング)率いる人類がパンドラに現れたことで神聖な森を追われてしまう。ジェイクたちはその先で出会った“海の部族”と共闘し、あまりにも大きな犠牲を伴いながら、人類を退けることに成功。しかし―。
今回解禁されたポスタービジュアルで、怒りとも哀しみとも取れる表情を浮かべるのは、今作で初登場するパンドラの部族“アッシュ族”のリーダー、ヴァラン(ウーナ・チャップリン)。ヴァランの人物像について、キャメロンは海外サイトのインタビューで、「彼女は計り知れない苦難を経験してきた部族のリーダーです。その経験により、非常に強くなった彼女は、民のためなら、たとえ我々が“邪悪”だと感じることでも、何でもするだろうね」と明かしている。
自然と共生してきたネイティリなどの“森の民”や“海の民”とは違い、自然に裏切られた経験から憎悪を募らせているとされる“アッシュ族”。キャメロンが「“火”を憎しみ・怒り・暴力と捉え、“灰”をその結果だと考えれば、灰の後に残るものは何か?悲しみや喪失です。そしてそれが将来何を生むかといえば、さらなる暴力・怒り・憎しみ。終わりのない悪循環です。タイトルには、そんな思いが込められています」と語っており、ヴァラン率いる“アッシュ族”が、ジェイクやネイティリらにさえ牙をむき、新たな火種を生むことになるのか―。
『アバター』公開当時、ジェームズ・キャメロンは独自の革新的な3Dカメラを開発し、他の3D作品とは比較にならない驚異的なクオリティを実現。壮大な物語、未体験の感動と興奮、人類を究極の世界観へと誘い世界中で大旋風を巻き起こした。そして『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ではパンドラに宿る生物たちの息吹、人類とナヴィとの激しい戦いや、家族を描いた心を揺さぶるエモーショナルなドラマが感動を呼び、前作を知らなかった多くの10代20代が劇場で“体験”し世界中で社会現象を巻き起こした。映画館での最高の映像体験を常に追求し実現しながら、普遍的テーマの先にある人々を魅了するオリジナリティ溢れる物語を描き、全世界に届け続けるジェームズ・キャメロンが、「何人かの限られた人たちに見てもらったのですが、感想としては、間違いなく三作の中で最も感情的で、おそらく最高の出来だと言われています。心を打たれる作品になっていると思います」と強く自信を見せている。
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は2025年12月19日(金)より日米同時公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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