「ジュラシック」シリーズの新たな章の幕開けとなる『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の本編映像が解禁された。

本作は製作総指揮をスティーヴン・スピルバーグが務め、『ジュラシック・パーク』をこよなく愛し、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)や『ザ・クリエイター/創造者』(23)を手掛けたダイナミックな映像クリエイターギャレス・エドワーズがメガホンをとる。脚本には『ジュラシック・パーク』(93)と『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(97)の脚本を務めたデヴィッド・コープが、28年ぶりにカムバックを果たす。そして、今回新章にハリウッド屈指のキャストたちが抜擢。「ジュラシック」シリーズとしては初の女性主人公で、秘密工作の専門家ゾーラ・ベネット役をスカーレット・ヨハンソンが務める。そして、ゾーラが最も信頼するチームリーダーのダンカン・キンケイド役にマハーシャラ・アリ。古生物学者のヘンリー・ルーミス博士を『ウィキッド ふたりの魔女』に出演するジョナサン・ベイリーが演じるなど、国際的に高い評価を得ている実力派キャストたちが一堂に集結している。

今回解禁された本編映像では、ゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)率いる精鋭チームが、初代「ジュラシック・パーク」の極秘研究施設があった“禁断の島”へ船で向かう航路上、突如として巨大なモササウルスが現れるシーンを捉えている。ゾーラは船首に立ち、モササウルスのDNAを採取するために特別に作られた銃を構えてその巨体を狙う。しかし次の瞬間、モササウルスが容赦なく船に体当たりを仕掛け、凄まじい衝撃に船体が大きく揺れる。ゾーラはバランスを崩し、今にも海に投げ出されそうになるが――。

本作の脚本には、『ジュラシック・パーク』を手がけたデヴィッド・コープが28年ぶりにカムバック。復帰のきっかけとなったのは、スティーヴン・スピルバーグからの熱烈なラブコールだった。「スティーヴンと一緒に物語を作り上げていくのはものすごく楽しいです。腕がいいのは当たり前ですが、僕と波長もバッチリ合います」と語るコープは、スピルバーグとともに脚本作りを始め、これまでの「ジュラシック」シリーズにはなかったようなアクション・シークエンスを作ることを目指した。特にスピルバーグが興味を示したのは、モササウルスが海を遊泳していることで生まれる展開だった。

コープは「海洋アドベンチャーを盛り込むという案は大いに気に入りました」とスピルバーグのアイデアを気に入ったと語り、続けて「これまでの『ジュラシック』シリーズになかった類の要素でありながら、この世界観にとって、自然界の美しさをありのままに捉える新しいアプローチになると感じました。まさに、これこそがシリーズの務めですよね」と、その意義を明かしている。そして、スピルバーグとコープのストーリー作りが実を結び、最初にコープが手がけたのは、今回解禁となったシーンの一部でもある、モササウルスによる海上襲撃シーンだったという。

シリーズを重ねるごとに撮影技術が進化し、当初は実現できなかった数々のシーンも多く取り入れられてきた「ジュラシック」シリーズ。革新的な技術と圧倒的な映像体験で、常に観客を魅了し続けてきた。そして今回もまた、今までにない新たな手法で自然界の美しさをありのままに捉え、美しくも恐ろしいモササウルスと人間たちの遭遇を、手に汗握るアクションシーンとして描き出している。

本編映像

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は2025年8月8日(金)より全国で公開
監督:ギャレス・エドワーズ
出演:スカーレット・ヨハンソン、マハーシャラ・アリ、ジョナサン・ベイリー、ルパート・フレンド、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、ルナ・ブレイズ、 デヴィッド・ヤーコノ、オードリナ・ミランダ、 フィリッピーヌ・ヴェルジュ、 ベシル・シルヴァン、 エド・スクライン
配給:東宝東和
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