長尾謙杜×山田杏奈 W主演『恋に至る病』の場面写真が解禁された。
原作は、ミステリ・サスペンスジャンルと恋愛ジャンルを縦横無尽に横断する俊英作家・斜線堂有紀による小説『恋に至る病』(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)。2020年3月末に発売されるとTikTokの書籍系アカウントによる紹介動画の再生回数が200万回を超える大反響を記録し、30回を超える重版を繰り返している話題作を実写映画化した本作。メガホンをとるのは廣木隆一監督。内気な男子高校生・宮嶺望をなにわ男子の長尾謙杜、宮嶺が出会い、初恋に落ち、彼の人生を大きく変えることになる寄河景を山田杏奈が演じる。2人の不器用で一途な初恋を軸に、同級生の不審死や恋人への恐ろしい疑惑が入り混じる“この秋、最もピュアで刺激的なラブストーリー”――。
今回解禁されたのは、内気な男子高校生・宮嶺望(長尾謙杜)と、クラスの中心的存在の寄河景(山田杏奈)の関係が深まっていく様子を切り取った場面写真と、2人のピュアすぎる一途で不器用な恋に伴う葛藤と疑念を切り取った場面写真6点。
人付き合いを避け、他人と深い関係を紡がないように生きてきた宮嶺は転校をきっかけに、クラスの人気者である景と出会う。誰に対しても距離を置こうとする宮嶺に対して、景は持ち前の明るさで距離を縮めていく。自然と一緒に過ごす時間が増えていく中で、徐々に惹かれ合い恋に落ちていく2人。今回解禁された、景が宮嶺の頬に手を添えて自分の方を向かせ、視線を合わせるカットや横並びで自転車に乗り、通学するカットから、ごく普通の高校生である2人が育むピュアで不器用な初恋の瑞々しさが映し出されている。
クラスメイトに囲まれ笑顔輝く景から一転、根津原(醍醐虎汰朗)と睨み合う姿が映し出されているカットも。さらに、屋上から飛び降りようとする女子学生を真剣な眼差しで見つめるカットからは、学校全体を揺るがす恐ろしい事態に景が関わっているのではないかという緊張感が伺える。そして、取調室で刑事・入見(前田敦子)と対峙する宮嶺の深刻な表情からは、不穏な事件の中心に宮嶺も巻き込まれていく展開を予感させ、単なるラブストーリーでは終わらない物語の深度が切り取られている。
どこか掴みきれない景という存在に疑念を抱きながらも、それでもなお惹かれずにはいられない宮嶺。「僕は君が好きだ。たとえ殺人犯だとしても――。」誰もが経験する初恋の持つ純粋な美しさと、その先に潜む疑念と葛藤。物語はやがて、息を呑むような切なすぎるラスト4分にたどり着く―。
『恋に至る病』は2025年10月24日(金)より全国で公開
監督:廣木隆一
出演:長尾謙杜、山田杏奈
醍醐虎汰朗、中井友望、中川翼、上原あまね、小林桃子、井本彩花、真弓孟之(AmBitious)/忍成修吾 河井青葉/前田敦子
配給:アスミック・エース
©2025『恋に至る病』製作委員会