ヤチナツ原作コミックを実写ドラマ化した『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』第1話のあらすじと場面写真が解禁された。

CBCテレビで7月に新設されるドラマ枠「ドラマトリップ」(毎週木曜深夜)で放送される『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』。地上波放送後にはTVerでも本作を視聴可能となる。原作はドラマ化でも話題となった『真・女性に風俗って必要ですか?』(ドラマタイトル『ジョフウ ~女性に××××って必要ですか?~』)など、仕事、恋愛、結婚、悩みの尽きないアラサー女性の心情を赤裸々に描くタッチで知られる作家・ヤチナツ。監督は「ファーストペンギン!」「となりのナースエイド」など話題作の演出を数多く手掛ける今和紀。恋愛がない世界で特定の人を好きになる「レンアイ」を自覚し、葛藤する主人公・乙葉を演じるのは島崎遥香。同じく“レンアイ”でありながら、乙葉とは違い恋愛感情を隠しながら生きるハレをISSEIが演じる。

今回、恋愛がない世界で芽生えた“先輩への恋心”島崎遥香演じる主人公・乙葉の“レンアイ”が動き出す、第1話の新規場面写真10点が公開された。主人公・乙葉(島崎遥香)が、自分と同じ「レンアイ」であることをオープンに生きる紘香(福田沙紀)や、Coi-Caféに集うハレ(ISSEI)、ナギ(渋谷謙人)らとの出会いや、「先輩・太一(中山優馬)に想いを伝えたい」と一歩を踏み出す乙葉などの場面写真が到着した。

場面写真では幼馴染の葵(山谷花純)と乙葉が話す場面や、「レンアイ」であることを一人で抱え込む乙葉が、Coi-Caféでハレや紘香に出会う様子や乙葉が恋心を抱く太一とキスを交わす様子などが映し出されている。自身のセクシャリティに悩みつつ、片思いの相手である太一への想いがあふれていく…。

また、毎話変わるエンディング(ED)主題歌にも注目。第1話のEDはRan「なんでもない人」。乙葉の心のうちを代弁し、そして「レンアイ」においてのもどかしさを歌った楽曲となっている。

第1話 あらすじ

主人公・乙葉(島崎遥香)が暮らす世界には恋愛”がない。男も女も相手を決めずお互いを縛らず、誰とでも自由にセックスするのが普通。子供もみんなで協力し育て合い、嫉妬することもなく平和に暮らしている。ところが乙葉は、特定の人を好きになる少数派の人間「レンアイ」 であることを自覚し、先輩である太一(中山優馬)へ恋愛感情を抱いている。その思いを誰にも打ち明けられず、生きづらさを感じる日々で、自分と同じ「レンアイ」であることをオープンに生きる紘香(福田沙紀)や Coi-Café に通うハレ(ISSEI)やナギ(渋谷謙人)たちとの交流のなかで、もがき葛藤しながらも“自分らしく”生きていくため一歩を踏み出していく―。

そして、新たにビッケブランカが出演することが発表された。アーティストとして活躍しながら、俳優としてもこれまで『ミステリと言う勿れ』や『科捜研の女』などに出演してきたビッケブランカが、主人公・乙葉と対峙する時也を演じる。乙葉が転職先で出会った上司として登場。「レンアイ」である乙葉のことをあまり良くは思っていないようで…。本放送では第4話以降に、さらに配信オリジナルストーリーにも登場予定。

『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』は7月31日からCBCテレビ(ローカルエリア放送/※ほか調整中)にて毎週木曜 深夜0時58分~放送
出演:島崎遥香、ISSEI、渋谷謙人、福田沙紀、山谷花純、片山萌美、ビッケブランカ、花田優里音/中山優馬
©『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』製作委員会