戦後沖縄を舞台に、史実に記されない真実を描ききった真藤順丈による傑作小説を実写映画化した『宝島』の本ポスタービジュアルが解禁された。
戦後沖縄を舞台に、史実に記されない真実を描き切った真藤順丈による傑作小説「宝島」。第160回直木賞をはじめ、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞を受賞し栄えある三冠に輝いた本作を、東映とソニー・ピクチャーズによる共同配給のもと実写映画化。監督を務めるのは、さまざまなジャンルや題材を通して常に新たな挑戦を続ける大友啓史。主演には妻夫木聡を迎え、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太ら日本映画界を牽引する豪華俳優陣が集結。誰もみたことがないアメリカ統治下の沖縄を舞台に、混沌とした時代を全力で駆け抜けた若者たちの姿を、圧倒的熱量と壮大なスケールで描く、衝撃と感動のエンタテインメント超大作が誕生する。
「『宝島』は、“人生のバトン”の物語。映画を越える存在になっているこの作品を、皆さんに直に会いに行って届けたい!」――本作へのたぎる想いを胸に、“宝島宣伝アンバサダー”として全国行脚することを宣言した妻夫木聡。物語の舞台となる沖縄(6月7日・8日)を皮切りに、静岡(6月14日・15日)、愛知(6月21日・22日)、富山(6月28日)、長野(6月29日)、大阪(7月4日・5日)、福岡・北海道(7月12日・13日)、宮城・岩手(7月19日)、高知日&愛媛(7月25日/※大友監督のみ)、広島(7月26日)と全国各地を飛び回る妻夫木と大友監督。『宝島』のバトンを紡ぎ、観客一人一人に熱い想いを直接伝えてきた2人は、8月2日(土)に14エリア目となる「山形」へ、8月3日(日)に15エリア目となる「新潟」を訪問した。
そしてこの新潟キャラバンのイベント終盤で、アメリカ統治下の沖縄で激動の時代を駆け抜けたグスク(妻夫木)、ヤマコ(広瀬)、レイ(窪田)、そして英雄・オン(永山)が集結し、ド迫力のシーンが一連となり『宝島』の壮大なスケールを映し出す3種のポスタービジュアルが解禁された。
1枚目は、規格外のスケールで撮影され、あらゆる感情が爆発し圧倒的熱量が迸る本作のクライマックス、コザ暴動のシーン。「俺たちの故郷、‟宝の島“を取り戻せ」というコピーが、グスクの怒りと、揺るがぬ覚悟を映し出す。2枚目には「希望だけは、支配させない」というコピーが添えられ、アメリカ統治下の沖縄で、残酷な現実に打ちひしがれるヤマコ(広瀬)を抱きかかえるグスクの姿が。
3枚目は、米軍基地から奪った物資を住民に分け与えていた“戦果アギヤー”時代の幼馴染4人の、未来を変えようと決意に満ちた表情が「この島は変わる、俺たちが変える」というコピーと共に映し出されている。英雄とともに、未来を変えようと希望に溢れていた時代、なぜ自分たちだけが理不尽な目にあうのか...苦しい現実を知る時、そして、怒りの気持ちを表すかのごとく燃える炎の中で立ち上がる時。言葉にならない様々な感情が、観る者の心を強く惹きつける3種類のポスターとなっている。
『宝島』は2025年9月19日(金)より全国で公開
監督:大友啓史
出演:妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太
塚本晋也、中村蒼、瀧内公美、栄莉弥、尚玄、ピエール瀧、木幡竜、奥野瑛太、村田秀亮、デリック・ドーバー
配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©2025「宝島」製作委員会