『カラダ探し THE LAST NIGHT』のジャパンプレミアが8月12日(火)に都内で行われ、橋本環奈、眞栄田郷敦、櫻井海音、安斉星来、鈴木福、本田真凜、吉田剛明、羽住英一郎監督が登壇した。
深夜0時。バラバラになった体を見つけ出すまで、同じ日を繰り返す「カラダ探し」。明日香と高広が「カラダ探し」を終わらせた直後、高広の目の前で明日香がこの世から消えてしまう。その3年後、真夜中の遊園地を舞台に、“呪いの連鎖”が引き起こす、新たな「カラダ探し」が始まる。そこで参加者たちの前に立ち塞がったのは、かつての面影を失った高広だった。高広はなぜカラダ探しを邪魔するのか―。
前作から3年ぶりに『カラダ探し』の現場に戻った心境について、主人公・森崎明日香を演じる橋本は「純粋に嬉しいですね。1を撮ってた時は続編があるっていうのは想像していなくて。でも、1を観てくださった方なら分かると思うんですけど、終わり方が意味深で。続編ありそうだな、まだまだカラダ探せるなっていうような終わり方だったので」と振り返り、「(前作を)いろんな方に観ていただいて、すごくありがたいなと思いましたし、その皆様のおかげで今回、続編を作ることができました」と、まずはファンへの感謝を口にした。
また、本作での自身の役どころについて「今回は大きく違うのが、探す側と探される側が逆という。予告映像でも私が『私のカラダ探して』っていうセリフがあったと思うんですけど、1の時に、観ている分には面白いけど、血糊とか撮影が本当に大変だというのを深く深く分かっているので、(本作では)遊園地チームの皆さん、頑張れって思いながら。私はまた違った場所で、お芝居シーンがすごく多かったので」と、前作の経験を踏まえた上での心境を語った。
伊勢高広役の眞栄田も「羽住(英一郎)監督の現場って、本当に士気の高い、でもすごく楽しい雰囲気のある現場なんですよ。だから帰ってきたなと思いましたし、それに加えて5人の新しい顔ぶれというか、本当にこの5人も皆さん、責任感が強い5人で、すごく助かっています」と、羽住組への信頼と新キャストへの賛辞を述べた。
本作から参加した新キャストの役作りも並大抵のものではなかったようだ。早川岬役の安斉星来は、アクションシーンについて「空手はやったことがないですし、人のことを蹴るだなんて、もちろんやったことがないので」と語り、撮影の数か月前から練習を重ねたことを告白。「ワイヤーアクションだったりとか、受け身の練習だったりとか。もちろん蹴りの練習とかもやらせていただいたんですけど、アクション部さんに『自分で軸を作れ』と言われまして、片足立ちをずっとするっていうのを撮影終わってからずっとこうやってやってて。空手はなんか軸が大事みたいなので、そこは結構やりました」と、知られざる努力を明かした。
【写真・文/編集部】
『カラダ探し THE LAST NIGHT』は2025年9月5日(金)より全国で公開
監督:羽住英一郎
出演:橋本環奈、眞栄田郷敦、櫻井海音、安斉星来、鈴木福、本田真凜、吉田剛明、那須ほほみ、木村佳乃
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2025「カラダ探し THE LAST NIGHT」製作委員会