全世界を熱狂させた、あの“何者でもない男”(NOBODY)が4年振りに凱旋帰宅する―『NOBODY 2(原題)』が『Mr.ノーバディ2』の邦題で10月24日(金)から公開されることが決定した。
『ジョン・ウィック』シリーズの製作陣がストレス社会に捧げる痛快ハードボイルド・アクション『Mr.ノーバディ』は、平凡でさえない父親:ハッチ・マンセルが、実は超一流の殺し屋という“裏の顔”を持つ男として、壮絶な闘いを繰り広げる姿をユーモラスを交えて描き、異例のスマッシュヒットを記録した。
地味で平凡な“何者でもない男”ハッチ・マンセル(ボブ・オデンカーク)は、ロシアン・マフィアとの壮絶な決闘から4年、焼失させた3,000万ドルを肩代わりした組織への借金返済のため、休日返上昼夜を問わず任務を請け負っていた。一方で家庭は崩壊寸前。妻ベッカ(コニー・ニールセン)や2人の子供たちとの関係修復を兼ね、一家でバカンスを計画する。しかし旅先の寂れた何でもないリゾート地は、裏で巨悪組織を率い、薬物と汚職にまみれた警官を支配する“一切容赦のない女”レンディーナ(シャロン・ストーン)の密輸ルートだった。地元保安官とのトラブルが、たちまち巨悪組織とのド派手な全面戦争へとエスカレートしていく―。
前作に引き続き主人公ハッチを演じるのは、海外ドラマ「ベター・コール・ソウル」で主役を務め、そのソウル・グッドマン役だけで全シーズンとなる6度、エミー賞へのノミネートを果たした実力派俳優ボブ・オデンカーク。ハッチの妻ベッカ役には、アカデミー賞®受賞作『グラディエーター』(00)などで知られるコニー・ニールセンが続投。ハッチの父デヴィッド役は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85~90)シリーズでお馴染みのクリストファー・ロイドが再び好演する。
また、今作からの新キャラクターで、巨悪組織を率いる女帝レンディーナを演じるのは、『氷の微笑』(92)、『カジノ』(95)など映画史に名を刻む傑作への出演で知られる伝説的な俳優シャロン・ストーン。その圧倒的な存在感で、誰であろうと容赦なく制裁を加える冷徹さと、ゆるぎないカリスマ性を兼ね備えた最狂ヴィランとして、ハッチの前に立ちはだかる。
メガホンをとるのは、“ニュー・インドネシアン・エクストリーム”を牽引するティモ・ジャヤント。『ヘッド・ショット』(17)、『シャドー・オブ・ザ・ナイト』(18)などスタイリッシュかつ過激なバイオレンスアクションでハリウッドとは一線を画す圧倒的なリアリティで格闘シーンを描く名手である。昨年日本でも公開されスマッシュヒットを記録した、ジェイソン・ステイサム主演映画『ビーキーパー』(24)の続編でも監督を務めることが発表されており、いまアクション映画界で最も注目される人物の一人だ。そんな彼が紡ぎ出す、ハッチと巨悪との激突は、どれほどスリリングでユーモラスな映像となっているのか、期待が高まる。
今回解禁された日本版予告編では、家族とバカンスを楽しむ!…はずだったハッチがまさかの大暴走!ゲームセンターでの些細なトラブルに始まり、ダックボートの上、遊園地などあらゆる場所を舞台に大暴れ!“何者でもない男”が巻き起こしたいざこざは、運悪く巨悪組織の女帝レンディーナの支配下にある町。瞬く間に組織全体を巻き込む総力戦へと発展。
家族サービスどころか行く先々で戦闘を強いられる羽目に。どうあがいても闘わざるを得ない状況に次々と巻き込まれていくハッチからは、思わず「休ませてくれよ」と心の声が漏れだす。また終盤には、大爆発シーンの数々、日本刀アクション、さらにはハッチの父デヴィッドがガトリング銃をブッ放す快感映像も収められアドレナリンは限界突破!前作を遥かに凌駕するド派手な“ブチギレ”アクションが、ご機嫌な音楽と共に次々と畳みかけられ、本編への期待がさらに膨らむ映像となっている。
日本版予告編
『Mr.ノーバディ2』は2025年10月24日(金)
監督:ティモ・ジャヤント
出演:ボブ・オデンカーク、コニー・ニールセン、ジョン・オーティス、RZA、コリン・ハンクス with クリストファー・ロイド and シャロン・ストーン
配給:東宝東和
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