ヤチナツ原作コミックを実写ドラマ化した『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』第4話のあらすじと場面写真が解禁された。

CBCテレビで7月に新設されるドラマ枠「ドラマトリップ」(毎週木曜深夜)で放送される『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』。地上波放送後にはTVerでも本作を視聴可能となる。原作はドラマ化でも話題となった『真・女性に風俗って必要ですか?』(ドラマタイトル『ジョフウ ~女性に××××って必要ですか?~』)など、仕事、恋愛、結婚、悩みの尽きないアラサー女性の心情を赤裸々に描くタッチで知られる作家・ヤチナツ。監督は「ファーストペンギン!」「となりのナースエイド」など話題作の演出を数多く手掛ける今和紀。恋愛がない世界で特定の人を好きになる「レンアイ」を自覚し、葛藤する主人公・乙葉を演じるのは島崎遥香。同じく“レンアイ”でありながら、乙葉とは違い恋愛感情を隠しながら生きるハレをISSEIが演じる。

今回解禁された場面写真では、乙葉(島崎遥香)が新たな職場の上司である小町(片山萌美)に“レンアイ”であることをカミングアウトする場面や時也(ビッケブランカ)からの誘いを断り、対峙する場面など計11点が到着しました。“レンアイ”であることを拒絶された乙葉は、周囲の人々とどう向き合っていくのか、恋だけでなく人間関係にも注目だ。

また、毎話変わるエンディング主題歌、第4話のエンディング主題歌は夜々「Let go」。人と違うことや、周りに合わせて生きることに息苦しさを感じる乙葉の姿に、自分自身を重ねるような気持ちで制作された本楽曲。偽りのない気持ちで、自分らしく生きていいんだと、自分だけの '普通' に気付けるような楽曲にぜひ注目してほしい。また今回の書下ろしイラストは、乙葉をはじめとする主要キャスト5名のキャラクターショットをもとに、原作ヤチナツが書き下ろしたものになっている。FODではオリジナルストーリーとしてハレの過去を描く物語の配信も開始。

FODではオリジナルストーリーとしてハレの過去を描く物語が独占配信スタート。恋愛がない世界で、特定の人にだけ恋愛感情を持つ人を少数派の「レンアイ」であることを隠しながら生きているハレ(ISSEI)が過去にセクシャリティを自覚しながら普通を装い生きてきた葛藤。そして「レンアイ」をオープンに生きる紘香(福田沙紀)やナギ(渋谷謙人)と出会いを描いたストーリーとなっている。また書下ろし主題歌は奥崎海斗「ホウセンカ」。「原作を見させていただいて、紘香の言葉がハレを救って、ハレの勇気がハレ自身の人生の糧になって、きっとその勇気でまた誰かが救われるんだろうなと思いました。」と、一つの形には収まらない感情を表現した楽曲となっている。

第4話 あらすじ

主人公・乙葉(島崎遥香)が暮らす世界には恋愛”がない。男も女も相手を決めずお互いを縛らず、誰とでも自由にセックスするのが普通。ところが乙葉は、特定の人を好きになる少数派の人間「レンアイ」だった。太一(中山優馬)へ告白したことで決心した乙葉は、シェアハウスを出て一人暮らしを始めた。また環境を変えようとアパレル会社に転職。新しい職場では上司の小町(片山萌美)が同性愛をオープンにしている姿に勇気づけられ、自身が「レンアイ」であることをカミングアウトする。小町から抵抗なく受け入れられたことの喜びから、一夜を誘われた時也(ビッケブランカ)にも同じくカミングアウトしたが、「不快だ」と心無い言葉を向けられてしまう。以降、職場では嫌がらせに近い扱いが続き傷心の乙葉。紘香(福田沙紀)やナギ(渋谷謙人)で励ましつつ、ナギは乙葉を支えたいと「おれとパートナーやってみる?」と提案する―。

また、原作者・ヤチナツ書下ろしイラストが到着した。

『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』は7月31日からCBCテレビ(ローカルエリア放送/※ほか調整中)にて毎週木曜 深夜0時58分~放送
出演:島崎遥香、ISSEI、渋谷謙人、福田沙紀、山谷花純、片山萌美、ビッケブランカ、花田優里音/中山優馬
©『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』製作委員会