『ウェンズデー』シーズン2のシドニーツアーイベントが8月14日~16日[日本時間]にオーストラリア・シドニー コカトゥー島で行われ、ジェナ・オルテガ(ウェンズデー役)、エマ・マイヤーズ(イーニッド役)、ティム・バートン監督らが登壇、さらにHANA、令和ロマン・高比良くるまが参加した。
<Netflixで歴代最も視聴された英語シリーズ>に君臨する世界的大ヒットシリーズである本作は、ちょっと不気味で風変わりな一家「アダムス・ファミリー」の長女・ウェンズデー(ジェナ・オルテガ)を主人公に迎えたダークファンタジー&ミステリー。ウェンズデーのダークで個性的なキャラクターや、ティム・バートンが描く異色で奇妙でユーモア溢れる世界観と巧みなストーリー展開が、シーズン1に続きシーズン2でも大ブームを巻き起こしている。
今回、オーストラリア・シドニーのコカトゥー島にて、配信を記念した豪華ツアーイベントが開催された。島全体がダークで不気味な「ウェンズデー」の世界観一色で統一された会場に、ウェンズデー役のジェナ・オルテガやイーニッド役のエマ・マイヤーズ、そしてティム・バートン監督ら豪華キャスト&製作陣が集結し、各国から集まった大勢のファンとともに配信を盛大に祝福。日本からも、本作のシーズン2においてジャパンスペシャルアンバサダーを務めるガールズグループのHANAと、ティム・バートンの大ファンだという令和ロマン・髙比良くるまが参加。まるで本当に「ウェンズデー」の世界が目の前に現れたような幻想的な空間で、ファンとキャストが一体となって盛り上がる特別なイベントとなった。
イベントの会場となったのは、“オーストラリアの囚人遺跡群”として世界遺産登録もされている、まさに本作にぴったりなシドニーに浮かぶコカトゥー島。そんな島全体が「ウェンズデー」カラーに染まり、大勢のファンがウェンズデーの通うネヴァーモア学園の制服を着用した大規模なイベントとなった。16日(土)に開催されたステージには、そんなファンの前にオレンジのドレスとゴージャスなファーを羽織ったジェナが、大歓声とともにパープルカーペットを歩いて登壇。ジェナは「数字で説明されるのと、実際にファンの皆さんと直接触れ合うのとでは全然違いますね。こうして実際に会えるなんて本当に信じられないくらい嬉しいです。長い時間が経っても皆さんが変わらずワクワクしてくれることに、心から感謝しています」とファンを前に込み上げる想いを語った。
パート1では、ネヴァーモア学園に通うウェンズデーが新学期を迎えるも、次から次へと奇妙な事件が襲来。学園内ではストーカーから命を狙われ、学園の外では目玉をくりぬかれる殺人事件が立て続けに発生し、さらに未来を断片的に覗くことができる幻視能力で、ルームメイトであるイーニッドの“死”を目撃してしまったウェンズデーは、あらゆる事件の謎を捜査しながら親友の命を守るべく動き出す。ジェナは「この作品は一見、シリアスに見えますが、実際の現場はとても和やかで、冗談が飛び交う楽しい雰囲気なんです。ユーモアを見つけられる俳優や監督と仕事ができて、本当に幸運です。結局のところ、私たちは人々に楽しい時間を届けたいだけなんです。だからこそ現場ではリラックスして自由に色々な挑戦ができるんです」と告白。
そして予告編が解禁となったパート2では、パート1の終盤で大怪我を負ったウェンズデーが復活し、学園の生徒たちと次々に起こる事件に立ち向かう姿、またシーズン1で命を落としたはずのネヴァーモア学園の前校長ラリッサ・ウィームス(グウェンドリン・クリスティー)も再び姿を現していたが、ジェナは「前半パートでは、すでに数多くの新しいストーリーラインや伏線が提示されていて、まだ解決されていない謎も多く残っています。また、イーニッドとウェンズデーの絡みも控えめでしたが、パート2ではそうした要素を全て増幅させています。アクションもスケールアップし、スリルもより一層増しています」と言及し会場を沸かせた。
シーズン2では命の危機が迫る人狼・イーニッド役のエマ・マイヤーズは、イーニッドについて「パート2ではイーニッドにとって大きな展開がたくさん待っています。詳細はまだお話できませんが、イーニッドファンなら間違いなく楽しめる内容になっています!」と告白。また、正反対の友情が描かれているウェンズデーとイーニッドについて「コントラストがあるからこそだと思いますし、同じ趣味を持たなくても友情は成立するということを二人が体現しているんだと思います。誰とでも共通点は見つけられるものですから」と語った。
そして、大勢のファンを前に登壇した鬼才ティム・バートン監督は、”のけ者”が描かれている本作について「僕もこの人たちと同じように変わり者です。ウェンズデーというキャラクターが大好きで、それがこのプロジェクトに惹かれた理由なんです。家族、学校、精神医学、社会に対する視点…彼女の考えにはすべて共感できます。だから僕にとっては自然でした」と言及。さらに間もなく配信を迎えるパート2についてティムは「いろいろ仕掛けがありますが、ひとつ言えるのはこれから”ハンド”に大きなサプライズが待っている、ということですかね」と明かし、「ウェンズデー」シーズン2の配信を盛大に贈り出した。
そして、本ツアーではファンイベント以外にも「ウェンズデー」の世界を存分に味わうことができる様々なメニューが開催。「ウェンズデー」風の演出でシドニーのドラァグ文化を体感できる、一夜限りのスペシャルな“ドラァグショー&ディナー”や、本作にインスパイアされたカクテルやモクテルの授業を体験できる“ネヴァーモア教室”、さらに本作をイメージしたパープルのカーペットで開かれるカーペットイベントなど、キャストとファン、そして各国から集まった著名人が一体となって、3日間「ウェンズデー」の世界に浸った。
そんな中、日本から参加した「ウェンズデー」シーズン2のジャパンスペシャルアンバサダーのガールズグループ・HANAが、ジェナやエマ、ティム・バートン監督らと共に記念写真を撮影。ネヴァーモア学園の制服に身を包み、まるで本当に学園の生徒になったかのような写真が到着した。写真の撮影時には、「来てくれてありがとうございます。会えて嬉しいです」などの言葉をキャストらと交わし、HANAから作品をイメージした黒い薔薇を一輪ずつプレゼント。
また14日に開催された記者会見では、HANAのメンバー・JISOOが、MCから好きなキャラクターを問われ、「私の一番好きなキャラクターはイーニッドです。特に好きだったのは、彼女が自分らしくネヴァーモアの制服をアレンジしていたところです」と回答した。また、くるまもネヴァーモア学園の制服に身を包みコカトゥー島に用意された様々なメニューに参加したほか、パープルカーペットではティム・バートン監督と2ショット撮影に成功し、イベントを堪能した。
パート1でイーニッドを救う手がかりがウィローヒル精神科施設にあることを疑ったウェンズデーは、叔父のフェスター(フレッド・アーミセン)を施設に潜入させ、ある人物について調査するよう依頼。パート1のラストでフェスターを解放するために自らも施設に侵入したウェンズデーは、そこに収容されていたものの檻から脱走したハイドことタイラーと再会するが、彼によって2階の窓から地面へ突き落とされてしまう。意識を失い血まみれで倒れているウェンズデーをハンドが発見する衝撃的なシーンでパート1は幕を閉じた。パート2の予告には、紫色のフードを被ったネヴァーモア学園の生徒たちに混ざって身を潜めるタイラーが映し出されているが、彼の次なる狙いとは?そして、ウィローヒル精神科施設に隠された秘密とイーニッドに迫る“死の影”との関連は…?戦慄と魅惑に満ちた「ウェンズデー」シーズン2、ウェンズデーたちに降りかかった奇妙な事件の結末は果たして…。
【提供写真、オフィシャルレポート】
Netflixシリーズ『ウェンズデー』シーズン2パート1は独占配信中、パート2は9月3日(水)より世界独占配信
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