山田涼介が“LEO”としてプロゲームチーム「Crazy Raccoon」に加入することが決定、8月20日(水)に都内で記者会見が行われた。

2018年4月に結成され、11の部門を展開し、「ゲーマーをかっこよく魅せる」ことをテーマにesportsの発展を目指し日々精力的に活動を行っているプロゲームチーム「Crazy Raccoon」に、アーティスト・俳優として幅広く活躍の幅を広げる山田涼介がLEOとして加入することが決定した。Hey! Say! JUMPのメンバーとしてアイドル、そして俳優として第一線で活躍しながら、ゲーム好きとして知られていた山田涼介は、2021年にYouTubeゲームチャンネル『LEOの遊び場』を開設して以降「Apex Legends」を中心に、定期的に実況配信を行い、今年5月にはチャンネル登録者数が100万人を突破した。そんな山田が、『第9回 Crazy Raccoon Cup Apex Legends』に出場するなど、かねてより親交を深めてきたCrazy Raccoonが新設する「STAR部門」に電撃加入する。同日に東京ドームで行われるCrazy Raccoon『CR FES 2025』においてサプライズ発表されるのに先駆けて、記者会見が行われた。

大きな拍手に迎えられてステージに登壇した山田は、「皆様、本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。この度、LEOとしてCrazy Raccoonに加入することになりました、山田涼介です。本日はどうぞよろしくお願いいたします」と挨拶し、会見がスタートした。

加入に至った経緯について問われると、山田はCrazy Raccoonのオーナーである“おじじ”氏との交流がきっかけだったと明かした。「かねてよりオーナーであるおじじとはすごく仲良くさせていただいてまして、2年くらい前に一緒にゲームをしていた時に、『涼ちゃんがCRに入ったら面白くね?』みたいな一言をきっかけに、僕も真剣に考えるようになりまして」と、2年越しの構想であったことを語った。

さらに、自身のYouTubeチャンネル「LEOの遊び場」の運営にまつわる知られざる苦労も吐露。「『LEOの遊び場』というチャンネルは僕一人で運営をしておりまして。何か機材トラブルがあっても、配信中であっても自分で対応しなければいけなかったりとか、動画の編集とかも自分でこの人にお願いして、動画の編集も自分で見てOK出して、と全てを自分一人で対応しなければいけないかったんです」と多忙なアイドル・俳優業との両立に限界を感じていたこと、そして「おじじ含めCrazy Raccoonの皆様が非常に日頃から僕のことをたくさんサポートしてくださっていて。これが恩返しという形なのか分かりませんが、Crazy Raccoonに所属することで、互いに支え合って、よりゲームのことを皆様に知っていただけたらいいなという風に思い、事務所に相談して承諾を得て、2年間かけてこれが実現したという形になっております」と、万感の思いを口にした。

正式に加入が決まった時の心境については「嬉しいの一言に尽きますけども、これからどんな活動が自分に待っているんだろうなっていうところが一番ワクワクしている部分ではあるので、ここからCrazy Raccoonの皆様と共に、一緒に楽しんで、ゲームの良さをよりね、多くの方に知っていただければなという風に思ってます」と目を輝かせた。

会見の途中では、「LEO」の名前が入った真新しいユニフォームが披露された。ユニフォームを手に取った山田は「別の人格であるLEOとしてこの場にいるので、すごい不思議な感覚でいます」と感慨深げな表情を見せた。また、2年という長い期間、加入への情熱が絶えなかった理由については「本当に僕は普段から家をあまり出ずにインドア派なんですけども、休みの日は1日中ゲームをしているぐらい好きで。ゲームへの熱が自分の中でずっと、小さい頃からあり続けるので」と、自身の根底にあるゲームへの深い愛情が原動力であったことを語った。

【写真・文/編集部】