浜辺美波 写真集『25』発売記念イベントが8月24日(日)に都内で行われ、取材会に浜辺美波が登壇した。

2021年に発売された写真集『20』から4年、25歳の節目を記念して発売される最新写真集。今回の写真集の撮影で訪れたのは、自身がずっと来たかったというオランダのアムステルダム。風車に水路をはじめ、まるで絵本のように美しいオランダの風景の中に大人になった浜辺美波を閉じ込めた。自由に買い物する写真や初のすっぴんでの撮影など、海外のロケだからこそ見られる、この写真集だけの表情を楽しめる。

撮影地にオランダを選んだ理由を尋ねられると、「自分自身が行ったことがない国に行きたいなっていう思いがあった」と前置きし、「朝ドラ中に所作指導に入ってくださっていた先生が1年の半分をオランダで過ごされている方で、『オランダの街はすごくお花畑も綺麗で、ご飯も美味しいし、穏やかでいいところだからぜひいらしてね』とお話をしてくださったことがあって。そこからすごく気になっていたので、もし行けるならオランダで撮影をしたいなという思いがきっかけになりました」と明かした。「本当に綺麗な街並みで、空気も本当に澄んでいて、お仕事だけどリラックスできて、いい経験ができたなと思っております」とロケを振り返った。

現地での思い出深いエピソードとして、「撮影の中日に、次の日が雨になるとなってお休みにして、前日の夜にみんなで『中打ち上げに行こう』ってなりまして。そこで、オランダの美味しいご飯とチーズとお酒を飲みに行ったのがすごく思い出に残っています」と紹介。「チーズが美味しいんですね、感動しました。ホテルの部屋で食べるようにもいっぱいチーズをお店で買いましたし、それが楽しかったです」と振り返った。

もし再びオランダを訪れるなら何をしたいかと聞かれると「今回は時間がタイトだったので、もし1日時間があるなら、バスだけじゃなくて歩いてオランダの街並みを散歩したいなあって思いました。気になるちょっとおしゃれなお店もたくさんあったので、そういうお店に入ったり、カフェとかもゆったり入って、あまり決めすぎずにオランダを満喫して楽しみたいなと思います」と想像を膨らませた。

前作『20』からの4年間での変化について問われると、「もちろん見た目の変化は結構あると思いました」と話しつつ、「内面的なことで言うと、撮影だけど、何に対しても余裕を持ってリラックスできているような気がしました。自分のなかで焦りすぎないで、プレッシャーもあるけど、その上でさらに楽しもうという気持ちが持てるようになってきたかなと思います」と内面の成長を実感している様子。逆に変わらない点については、「写真集『20』の時と同じスタッフさんたちと行かせていただいたんですけど、ずっとケラケラ笑ってるなと思います。ご飯とかも本当にみんなでワイワイ楽しめて、それは変わらない時間だなと思ってます」と笑顔で語った。

今作の出来栄えを点数で表すと、タイトルにちなんで「25点満点中25点です!」と自信たっぷりに宣言。さらに次回作への希望を聞かれると「ほぼ最後の写真集という気持ちで挑ませていただいているので、あまり想像がつかないんですけど」としながらも、「もし行けるとするなら、モロッコ行きたいです。『20』の時にモロッコが実は候補地に入っていて、コロナ禍で行けなかったんですけど、そこからいつか行ってみたいなと思う国の一つではあったので、もし30であるなら10年越しのリベンジができたらいいなって思います」と意欲を見せた。

さらに今後の目標を問われた浜辺は「体力です」と即答。「夏は暑いですし、冬は寒いですし、そこで私たちは結構季節とは正反対の服を着て長時間ロケをすることも多いので、どんな時も集中力を絶やさずに現場に向き合うことができるように、まずは体力をたくさんつけて、どんな時もパワフルに動き回れるような、そんな体づくりをしていきたいなと思って、食事、睡眠、運動、基礎ですけど、さらに見つめ直して気をつけていきたいです」と力強く語った。

【写真・文/編集部】

浜辺美波写真集『25』

価格:3,080円(税込)
発売日:2025年8月22日
仕様:128ページ
出版社:講談社