TM NETWORK初の大型エキシビション『TM NETWORK 2025 IP』の記者会見が8月25日(月)にGinza Sony Parkで行われ、TM NETWORK(小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登)が登壇した。

TM NETWORKのキャリア史上初となる大型エキシビション『TM NETWORK 2025 IP』は、彼らにまつわる様々な “IP”
をテーマに構成した体感型展示。さらにメンバーが監修したオリジナルグッズの販売や、メンバーたちが親しみ、ファンの中では“聖地”となっているファミリーレストラン「すかいらーく」1号店でのメニューをもとにしたオリジナルコラボメニューなど、Ginza Sony ParkでTM NETWORKの過去、現在、未来に思いを馳せる時間を過ごすことができる。

小室は、自身もメンテナンスなどで頻繁に銀座を訪れると言い、「帰りが必ずこの交差点を通るんです」「色々やっているんだなと思って」と、以前からこの場所に注目していたことを明かした。今回の企画について、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ レガシープラス代表の金平裕美はTM NETWORKの「いつの時代も未来を感じさせてくれる先進性」とソニーのアイデンティティが近いことから、「この両者が融合して何かを作り出したら、何かきっと面白いものができるんじゃないか」という思いから企画が始まったと語った。

イベントタイトルやロゴの原案を手掛けた小室は、タイトルにある「IP」は「知的財産」を意味し、音楽だけでなくキャラクターやストーリーなど、TM NETWORKが生み出してきたものすべてを指していると説明。「intelligence Days」という以前に行われたツアータイトルにも触れ、「インテリジェンスのIと、Ginza Sony Parkさんの公園だということでPで、インテリジェンスパークにもなるなと」と、タイトルに込めた複数の意味を明かした。さらにロゴについては、「Iの上の丸が地球で、よく見ると日本がわかる」といい、さらにビジュアルは「銀座のマップになっている」と、開催地への思いをデザインに落とし込んだと解説した。

また、すかいらーくとのフードコラボレーションの話題では、木根が「デビュー前に名前をつけるときに、すかいらーくに集まって名前を考えたという思い出の場所です」と、バンド名の誕生にも関わる場所がきっかけであることを明かした。そんなメニューを一足先に試食したという宇都宮は「一番てっちゃん(小室)が感動していましたね、ハンバーグ」と明かすと、小室は「懐かしい感じがして。今よりこってりというか、しっかりしてる。ハンバーグだけですけど、あとは詳しくない(笑)」と笑いを誘いつつ、「もちろんおいしくて。それプラス、ハンバーグに関してだけど(すかいらーくが)浮かびました。食感ってそういう記憶を蘇らせる力あるかもなって本当に思いましたね」と、当時を懐かしんだ。

会見の終盤には、スペシャルゲストとして「タマ&フレンズ ~うちのタマ知りませんか?~」のタマちゃんがお祝いに駆けつけた。木根は、今回のコラボで自身が犬のキャラクターになっていることについて「僕だけ犬なのは何でかなと思って」とコメントし、会場の笑いを誘った。

【写真・文/編集部】

『TM NETWORK 2025 IP』

開催期間:2025年8月26日(火)~10月3日(金)※休園日9月16日(火)
開場時間:11:00~19:00(18:30最終入場)
※下記日程は開場時間が11:00~20:00(19:30最終入場)となる。
8月26日(火)~31日(日)、9月6日(土)、13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)、22日(月)、27日(土)、10月3日(金)
会場:Ginza Sony Park(東京都中央区銀座5-3-1)