『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の公開御礼舞台挨拶 参が8月31日(日)にTOHOシネマズ日比谷で行われ、石田彰、中村悠一、Lynnが登壇した。

アニメ「鬼滅の刃」は、集英社ジャンプ コミックス1巻~23巻で累計発行部数1億5000万部を突破した吾峠呼世晴による漫画作品が原作。アニメーション制作はufotable。家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため、《鬼殺隊》へ入隊することから始まる本作は2019年4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』の放送を開始、2020年10月には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を公開、2021年から2022年にかけて、『テレビアニメ「鬼滅の刃」 無限列車編』『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』を放送・配信。2023年2月より『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』を開催、4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』を放送・配信し、2024年2月からは前作を超える145以上の国と地域で『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』を開催。そして、5月より放送した『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』の最終話の放送後に、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』を三部作として制作することが発表された。『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』の第一章が7月18日(金)から公開された。

イベントには、猗窩座・狛治役の石田彰、そして猗窩座の過去に深く関わる慶蔵役の中村悠一、恋雪役のLynnが登壇。MCを務める高橋祐馬プロデューサーの呼び込みで3人が上映後に姿を現すと、満員の会場からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。初めに石田が「本日は夏休みの最終日ですが、こうして映画館にお越しいただき本当にありがとうございます。そしてライブビューイングでご覧になっている全国の皆さんもありがとうございます。映画の出演者として皆さんに感謝を伝えるとともにお話をさせていただきたいと思います」、中村は「慶蔵役を演じさせていただきました中村悠一です。短い時間ではありますが、よろしくお願いします」、Lynnは「皆さんこんにちは、恋雪ちゃんの声を担当いたしましたLynnです。本日は劇場に足を運んでいただき、そして全国の皆さんもライブビューイングでご覧いただきありがとうございます。こうやってお話させていただける機会をいただきとても嬉しく思っております」とそれぞれに挨拶。

多くの方が本作を鑑賞していることを受け、改めて現在の率直な気持ちを聞かれると、石田は「上映から1か月半が経っても皆さんの熱が冷めやらずと言いますか、原作の漫画の人気が高いということは前提として、アニメーション映画になったこの作品が皆さんに受け入れられたという証なのかなと思っています。これだけ多くの皆さんに熱量を持って歓迎されているのは本当に有難いことだと思います」とその胸中を明かした。

続いて、本作を鑑賞した感想を問われた中村は「とにかく映像の情報量が多く、劇場で鑑賞することに最も適している作品だと率直に感じました。特に、僕は無限城のシーンに関わっていないので収録した際はそのスケール感が分かっていませんでしたが、完成した作品を観て特にそう思いました」と、言葉に実感を込めて答え、Lynnも「観終わった後に言葉が出ないほど圧倒されました。それほど画面から伝わってくるパワーが凄かったですし、今回メインで描かれる3つの戦いはそれぞれにずっしりと重いストーリーがあり、1つ1つの戦いで映画が1本作れそうなところ、本作に凝縮されていることで、これだけのエネルギッシュなものになっているのだと感じました」と感慨深げに語った。

トークは、本作で描かれる猗窩座の過去の物語へと、さらに深く踏み込んでいく。鬼になる前の「狛治」を演じるにあたり、意識したことについて、石田は「鬼滅の刃に関わった最初が前回の劇場版である無限列車編で、その時はヒールとして登場をしましたが、今回は狛治という猗窩座の過去が描かれました。このパートがあるからこそ、猗窩座というキャラクターが受け入れられているのだと僕は思っているので、狛治をちゃんと演じることが出来ないと悪い猗窩座のままになってしまう。それは猗窩座が本来持っているキャラクター性ではないと思っていたので、そのポイントを外さないように意識しました。作品に初めて関わった前回の緊張感や責任感とはまた質の違う、今回が正念場なんだぞという気持ちがあり、その想いを抱えたまま本作と向かい合いました」と、真摯な表情でそのアプローチを明かした。

そんな狛治の前に現れ、彼の暴走を止める力強さと常に笑顔で温かい人物像が印象的な師・慶蔵について、中村は「彼の行動や出来事をテキストだけで起こすと危ない人に映りかねないといいますか、普通ではないと思うんです。なので、危ない人であると捉えられないように、彼の持つ快活さとともに、狛治は悪い人間ではなく環境でそうなっているだけであって、その部分をどこかで気付いているような人物像に感じてもらえるよう、裏がないような人にしていかないといけないと思いました」とその役作りについて明かし、中村が表現した慶蔵について、石田は「有難い存在ですよね。慶蔵のような稀有な人に出会えたからこそ、狛治のその後の人生があったんだと思います」と語った。

そして、慶蔵の娘であり、病床に伏す穏やかな少女・恋雪を演じたLynnは「皆さんの期待値が高いことを感じていたのでとにかく可愛い恋雪ちゃんをお届けしなくてはという気持ちがありました。あとは身体が弱かったり、昔は自分を責めてしまったりする部分が目立つキャラクターでしたが、狛治さんと出会ったことで自分の気持ちを真っすぐに伝える勇気や覚悟が生まれ、未来に向かって歩んでいけるようになった恋雪ちゃんを表現出来たらと思い、その部分を意識して演じました」と、一言一言を噛みしめるように言葉を紡いだ。

最後に石田は「今日この会場に来てくださっている皆さんはもちろん、ライブビューイングでご覧になっている皆さん、本当にありがとうございます。そして今日まで劇場に足を運んで無限城編を盛り上げてくださっている皆さん、本当にありがとうございます。ぜひまた劇場に足を運んでいただき、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』を皆さんの胸に刻み付けていただけたら幸いです。本当にありがとうございます」と、深く語りかけると、心のこもったメッセージに会場は感動に包まれたまま、イベントは幕を閉じた。

また、昨日8月30日(土)からは石田彰演じる猗窩座の血鬼術「術式展開 破壊殺・羅針」の床面をイメージした、直径約10mの「羅針フロア広告」が、新宿バルト9にて展開を開始。10月9日(木)まで9Fロビー床面に設置される。さらに今後ほか地域での施設や駅での展開も予定しており、設置場所は後日発表される予定。

羅針フロア広告
展開場所:新宿バルト9 9Fロビーフロア(東京都新宿区新宿3丁目1-26 三丁目イーストビル)
掲出期間:8月30日(土)~10月9日(木)
内容:猗窩座の「術式展開 破壊殺・羅針」の床面をイメージした、
羅針フロア広告
大きさ:直径約10m

【提供写真、オフィシャルレポート】

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は公開中
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