Prime Videoが贈る恋愛考察バラエティ『セフレと恋人の境界線』の配信直前イベントが9月2日(火)に都内で行われ、YOU、髙比良くるま(令和ロマン)、サーヤ(ラランド)、千葉雄大、中田青渚、中村ゆり、山下美月が登壇した。
本作は、Prime Videoが新たに贈る現代の恋愛関係に切り込む新しい形のバラエティ番組。恋愛観が多様化する中、従来の恋愛バラエティ番組では扱われてこなかった“曖昧な関係”に、本作は真正面から向き合う。YOU、髙比良くるま(令和ロマン)、サーヤ(ラランド)、千葉雄大ら異なる恋愛観を持つMC陣が、恋愛のカタチが多様化する令和を生きる人々の等身大の恋愛模様を描いた3本の短編映画を観ながら本音&赤裸々トークを繰り広げる。3本の短編映画を手掛けるのは、今泉力哉監督と山中瑶子監督。気鋭の監督陣がそれぞれの世界観を凝縮させて描く短編映画に、中田青渚、金子大地、中村ゆり、永岡佑、前原滉、山下美月、芳村宗治郎ら今話題の実力派俳優陣が集結した。
本イベントには、番組でスタジオMCを務めた、“恋愛ご意見番”のYOU、自他ともに認める“恋リア好き”の令和ロマンの高比良くるま、恋愛の本質を突いた歯に衣着せぬコメントが支持を集めているラランドのサーヤ、飾らない人柄や時折見せる辛口な言葉選びが共感を呼んでいる千葉雄大、さらにスペシャルゲストとして番組内で上映される3本の短編映画「恋人になれたら」、「結婚学入門」、「特別な人」でそれぞれ主演を務めた中田青渚、中村ゆり、山下美月の総勢7人が集結した。
曖昧な関係に揺れ動く様子がリアルに描かれた3本の短編映画を観ながら、スタジオMCの4人が<セフレと恋人の境界線>をテーマに本音トークを展開するという本作。そんな本作のスタジオMCとしてオファーを受けたことについてYOUは「共演者の皆さんが、安心かつ楽しんでお仕事できる方たちだと思ったので参加させていただきました」と、オファーを受けた際の喜びを明かした。
また番組収録時の様子について千葉は「このメンバーの一人に選ばれて嬉しかったです。収録はみんなで映画を観ている感覚で純粋に楽しめたんですけど、見返してみて僕は全然しゃべってませんでした(笑)」と、上質な映画に思わず見入ってしまっていたことを告白。くるまは「僕もすごく楽しく参加させていただいたんですけど、千葉さんは俳優としての視点でとても真剣に見ていました」と語り、サーヤも「私たちがきゃっきゃと楽しんでいる中で、千葉さんが繊細に私たちの感想も汲み取ってくれて、大人の視点に助けられました」と、和気あいあいとした収録現場だったことを明かした。
そしてスペシャルゲストとして3本の短編映画の主演を務めた中田、中村、山下が登場。1作目の「恋人になれたら」でセフレから恋人に“昇格”したい主人公を演じた中田は「私があんまり好きが先行するタイプではないので、今回演じてみて恋は盲目じゃないですけどそういうのを体験して新鮮でしたし、こんなに人を好きになれるんだっていうのが怖くもありました。でも楽しかったです」と、等身大の女性像を演じた感想を明かした。
2作目の「結婚学入門」で真面目な彼氏とセフレとの間で揺れ動くキャリア女性を演じた中村は「今泉監督の作品はいつも、のぞき見されているんじゃないかっていうくらい自分自身と重なる部分が多くて。私も40代になりいい意味で自分が確立されてきて、悪い意味で自我が強くなるというか。人と暮らすことの難しさがすごくリアルに描かれているので、私も身につまされる感覚になりました」と語った。
そして3作目の「特別な人」で大学時代の後輩を悩ませ“曖昧な関係”になる女性を演じた山下は「私が演じた川端はすごくいい子ではあるんですけど、こういう女性と関わると人生が壊れていくというか。台本を読んだ時に『キスだけしてみる?』という台詞があって『キスだけってなんだよ!』と思って(笑)この女性と関わることが幸せなのか、不幸なのか自問自答しながら撮影しました」と演じた川端のミステリアスな女性像について明かした。
トークが盛り上がる中、監督と脚本を務めた今泉監督が普段SNSでフォロワーからの恋愛相談に乗っており本作のストーリーにもその体験談が取り入れられていることにちなんで、事前にSNSで募集した恋愛相談に登壇者が回答する展開に。主演の3人も緊急参加し、令和のリアルな恋愛のお悩みに本編でも登場したレバーを使い、曖昧な2択の答えを絶妙に表現。最初の恋愛相談は「友達歴が長い異性と、最近2人で会う回数が増え、恋愛として意識するようになりました。断られたら友達としても終わってしまうのが怖くて自分からは勇気が出ません。待つべき?」というもの。この悩みに対して中田は「私の感覚かもしれないのですが、長い間友だちでいる人を恋愛的な視点を相手に持つことってなくて。待っているだけだと何にも変わらないと思います!」と力強く背中を押す。一方でサーヤは意外にも「待つ」側にレバーを倒し、「私は少し様子をうかがって待ちます。」と異なる意見を表明。さらに「めっちゃ仲いい友達が好意を持ってて気持ち悪いなと感じた場合、かわいそうだなと思いました。」と語った。
さらに2つ目の「元カレにもらったプレゼントなど、物に罪はないと思い捨てられずにいます。全部捨てて心機一転した方が良いでしょうか?使ってても平気?」という相談では中村は「すごく気に入っているものだったら使っていていいと思うのですが、もし次のパートナーや恋人が出来たら自分も持たれたらいやだなと思います。でも別に言わなければばれないから、持っててもいいと思います」と、大胆にアドバイスした。サーヤは完全に「捨てる」の方へレバーを倒し、「基本的に捨てます。義理人情なので私は次の人に対しての義理ということで、聞かれたときにばれるほうが罪深いと思うんです。私も過去に元カレの物は友達にあげました。SDGsですね!」と、会場を笑わせた。
そして最後の「結婚前提で付き合い始めたはずが2年記念日にも私の誕生日にもプロポーズがなく、いっそ彼氏の誕生日に逆プロポーズしてしまおうかと悩んでいます!女子からのプロポーズってありですか?それとも待つべきですか?」という相談に山下は「自分からプロポーズするのではなく、例えばゼクシィを買って帰ったり指輪のサイズをさりげなく教えたりして、私は待ってるよ、というのを伝えて最後の言葉は相手から言わせるのがいいのかなと思いました」と、優しくアドバイスした。これに対してくるまやYOUからは「相当ですよ」、「やり手ですね」と大胆な意見であると指摘し会場を沸かせた。
そんなYOUは「時代も時代ですし、男女関係なくプロポーズしたらいいと思います」と、大人な意見を語り、くるまも「付き合ってから2年経っていますし、自分から結婚したいんだって思い切って言っちゃえばいいんですよ。その度胸がないだけで相手も気持ちは整っているかもしれないですね」と力強くアドバイスしつつ、「一人フラッシュモブでサプライズのプロポーズをしたらいいと思います!」と、会場を爆笑に包んだ。
千葉も「実際に僕も聞かれたことがあって、その時に自分からプロポーズしちゃったいいじゃないですか、と女性にアドバイスをして、本当に実行してうまくいったと言っていたので、成功例があります」と女性からのプロポーズを後押しした。サーヤはロマンチストな一面を見せ、「本音を言うと空に飛行機で『Will You Marry Me?』と雲が出たり、東京タワーの色がピンクになったりするプロポーズをされたいです」と、会場を沸かした。
実話をもとに描き恋愛あるあるがたっぷりと詰まった短編映画を観ながら、従来の恋愛バラエティ番組では扱われてこなかった“曖昧な関係”に真正面から向き合う本作について、千葉は「すごくインパクトのあるタイトルですが、友達とお酒を飲みながらでもめちゃくちゃ楽しいと思いますし、恋人と観た時にこの人に共感するんだと意外な一面が見えたりとか、皆さまの“日常の一歩前”につながればいいなと思うので、ぜひご覧ください!」と恋愛に悩むすべての人と本作を楽しみにしている視聴者に向けてメッセージを送り配信直前イベントは幕を閉じた。
【提供写真、オフィシャルレポート】
『セフレと恋人の境界線』は2025年9月3日(水)より配信
出演:YOU、髙比良くるま(令和ロマン)、サーヤ(ラランド)、千葉雄大
中田青渚、金子大地(「恋人になれたら」)
中村ゆり、永岡佑、前原滉(「結婚学入門」)
山下美月、芳村宗治郎(「特別な人」)
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