舞台『夏霞~NATSUGASUMI~ 2025』の稽古に臨む、僕が見たかった青空メンバー23人の様子を取材した。

舞台『夏霞 ~NATSUGASUMI~』は、とある高校で事故で死んでしまった“すずき”が幽霊となって友人たちの前に現れ、様々な悩みや壁にぶつかりながらも、明るい未来のための“小さな希望”を自身の力で乗り越え、見つけていく瑞々しい青春ストーリー。登場人物にも僕青メンバー自身の名前があてがわれ、メンバー自身が自分に近いキャラクターを等身大で演じたことも話題を呼び、フィクションでありながらリアルな雰囲気を感じることができる”今の僕青にしか出せない、瑞々しい舞台“として注目を集め、多くの観客を魅了した。

昨年7月の上演から1年の時を経て、様々な経験を積み重ねて成長した彼女たちが、再び『夏霞~NATSUGASUMI~』の舞台に挑戦する。昨年は「とあ」を主演とした1つのルートを上演したが、2025年版では2つのルートを用意。追加される新たなルートでは、昨年とは異なるメンバーが“主演”を務め、異なる魅力をもった2つの「夏霞」を届ける。1つのストーリーを、それぞれどのように演じるのか。ルートによって異なる魅力や化学反応を劇場で体感していただきたい。なお、各ルートともに僕青メンバー全員が出演する。

昨年7月11日~21日に上演された舞台『夏霞~NATSUGASUMI~』が、パワーアップして上演される。今回は、稽古が中盤に差し掛かったタイミングで稽古場を訪れた。

昨年、初の舞台に挑んだ僕青のメンバーは、演出家の言葉を真剣な表情で受け止め、台本を読み込んでいた姿が印象的だった。しかし、今年の稽古では既に台本を手放し、本番さながらの熱気で演技に磨きをかける姿があった。

昨年はメンバー全員が初舞台ということもあり、演出家の言葉を受けて、台本をしっかりと見つめる姿が印象的だった僕青メンバー。今年はこの時点で既に台本を外し、本番さながらの状況での稽古が行われていた。

セリフに詰まる場面では、演出家やメンバーが互いをフォローし、まさに僕青ならではのチームワークがうかがえる。また、出番でないメンバーも他のメンバーの演技を真剣な眼差しで見つめ、互いに高め合っている様子だった。

8月31日にデビュー2周年を迎えた僕が見たかった青空。A/Bの2つのルートで上演される今回の舞台は、昨年以上の難しさがあるはずだ。しかし、この1年で様々な経験を積んだ23人からは、勇気や度胸がつき、さらなる成長を遂げているのを感じられた。

舞台『夏霞~NATSUGASUMI 2025~』は9月6日(土)~9月15日(月・祝)にシアター1010で上演。

【写真・文/編集部】

 八木仁愛、杉浦英恋、早﨑すずき インタビュー

舞台『夏霞~NATSUGASUMI 2025~』
日程:2025年9月6日(土)~9月15日(月・祝) 
会場:シアター1010(東京都足立区千住3-92 千住ミルディスⅠ番館 10F)
チケット:2025年7月先行申込開始予定
出演:青木宙帆、秋田莉杏、安納蒼衣、伊藤ゆず、今井優希、岩本理瑚、金澤亜美、木下藍、工藤唯愛、塩釜菜那、杉浦英恋、須永心海、西森杏弥、萩原心花、長谷川稀未、早﨑すずき、宮腰友里亜、持永真奈、八重樫美伊咲、八木仁愛、柳堀花怜、山口結杏、吉本此那
スタッフ:
【脚本】私オム
【演出】村井雄
【企画・プロデュース】エイベックス・ピクチャーズ
【企画協力】株式会社Ligareaz Management
【主催】舞台「夏霞」製作委員会2025
夏霞公式サイト: こちら
夏霞公式X: @_natsugasumi_ao 
僕が見たかった青空公式サイト: こちら
©舞台「夏霞」製作委員会2025