実写版『ヒックとドラゴン』の<吹替版>本編映像が解禁された。

『シュレック』『ボス・ベイビー』『野生の島のロズ』など、数々の世界的人気作を生み出してきたドリームワークス・アニメーションが手掛けたアニメーション映画『ヒックとドラゴン』(2001)は、その年のアカデミー賞®2部門(長編アニメーション賞/作曲賞)およびゴールデングローブ賞(最優秀長編アニメーション映画賞)にノミネート、アニー賞では10部門で賞を獲得。この1作目は全世界興行収入4億9万ドルを突破する大ヒットを記録し、その後2014年と2019年に続編が公開されて全世界で大ヒット、スピンオフもTVシリーズとして配信され、空前のスケールと圧倒的クオリティで描かれたバイキングの少年ヒックと彼が出会ったドラゴンのトゥースとの友情と大冒険は世界中を感動で包み込み夢中にさせた。そして、このシリーズから驚異の進化を遂げた初の実写化が公開される。革新的な映像と巧みなストーリーテリングで、不動の地位を築いたドリームワークスが実写による驚異のドラゴンライド・アドベンチャーを新たに贈り出す。

今回、ヒックとトゥースが一心同体となって空を駆け抜ける、スリル満点の“ドラゴンライド”が体感できるシーンの吹替版本編映像が解禁された。映像では、伝説のドラゴン<ナイト・フューリー>のトゥースと、主人公ヒックが“ドラゴンライド”で大空を駆け抜け、次第に心を通わせていく姿が描かれる。大冒険の舞台は美しい自然に囲まれたバーク島。ヒックがトゥースにまたがり飛行訓練を行う姿が映し出され、ヒックが「すごいや、これ!風になびく」と、意気揚々とトゥースとともに空高く舞い上がる。初めてのドラゴンライドに興奮するヒックだが風にあおられ操縦のコツが書かれた紙が吹き飛ばされてしまう。

紙を取り戻すために咄嗟に「ストーップ」と大声で合図を送るが、トゥースが急停止した反動でヒックの体は宙に投げ出され、尾翼の片方を失ったトゥースは、ヒックが手作りした装置がなければ安定して飛ぶことができないため、彼らは雲を突き抜けながら重力に引かれるように落下していく─。しかし、何とか体勢を立て直し、崖の隙間をすり抜けながら再び飛行を続けることに成功!ヒックは手にしたカンニングペーパーを投げ捨て、自らの感覚だけを頼りに操縦のコツを掴むと、「イエーイ」と両手を挙げて歓喜する。彼らが心を通わせ一心同体となって空を舞う姿は、運命を変える物語の始まりを告げるとともに、彼らがこれから羽ばたいていく未来への期待を一層高めてくれるシーンとなっている。

圧倒的浮遊感とスリルを取り入れて実写化された本作は、それこそが大きな目的の一つであったと『ラ・ラ・ランド』(2016)、『ウィキッド ふたりの魔女』(2025)などで4度のアカデミー賞®にノミネートされた経歴を持つプロデューサーのマーク・プラットは明かしており、「目指したのは、観客がドラゴンの背中に乗って大空を飛び回り、映画の世界に没入してもらうこと」とコメント。最新のIMAX®カメラによる撮影と緻密なCG技術の融合によって、本作は観客に“ドラゴンライド”の臨場感を存分に体感させる本作の仕上がりに自信をのぞかせた。

大迫力のドラゴンライドと並び、「ヒックとドラゴン」シリーズで大切な軸となる“絆の物語”もさらなる深みをもって描かれていることを知ることができ、このヒックとトゥースの関係性について、プロデューサーのアダム・シーゲルは「ヒックとトゥースは空を駆ける相棒であり、互いを等しく必要とする。どちらかが落下すれば、もう一方も落下することになる。彼らの絆は、恐怖心が友情へと変わることを教えてくれる」と語り、互いにとってかけがえのない存在として信頼関係を築いていく姿に言及。果たして、彼らが築き上げた友情と絆は、ドラゴンと人間が宿敵同士となり戦いを繰り広げる世界でどのような結末を迎えることになるのか─。

<吹替版>本編映像

『ヒックとドラゴン』は2025年9月5日(金)より全国で公開
監督:ディーン・デュボア
出演:メイソン・テムズ、ニコ・パーカー、ジェラルド・バトラー、ニック・フロスト
配給:東宝東和
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