シリーズ累計500万部を超える大人気BL小説を連続ドラマ化した『タクミくんシリーズ -Drama-』の予告映像と場面写真が解禁された。
1992年の刊行開始以来、累計500万部を超える大人気小説「タクミくんシリーズ」は、全寮制男子校を舞台に、少年たちの繊細で切ない恋模様を描いた学園ラブストーリー。コミカライズ、ドラマCD、舞台など多彩なメディア展開を経て、2007年には実写映画化、以降2011年までに旧シリーズ全5作が劇場公開され、2023年には待望の新シリーズ映画『長い長い物語の始まりの朝。』が公開された。今回、初の連続ドラマ化される本作。主人公・葉山託生(タクミ)を演じるのは、5人組ダンスボーカルグループ・M!LKのメンバーとしても活躍する塩﨑太智。タクミの恋人・崎義一(ギイ)を演じるのは加藤大悟。前作映画に引き続き、クールで内に熱を秘めたギイ役を再び演じ、BLファンの心をつかんで離さない存在感を発揮する。
今回公開された本予告映像は、主人公・葉山託生=タクミ(塩﨑太智)の「ここで僕は、運命を大きく変える出会いをした」という印象的なナレーションとともに、校内で出会うタクミと崎義一=ギイ(加藤大悟)のシーンから幕を開ける。肩に触れられた瞬間にその腕を振り払う、人に触れられない“人間接触嫌悪症”を抱えるタクミ。触れられることすら拒んできたタクミにとって、「超がつくほどの御曹司で、はるか遠くの世界だと思ってた人」という心の声に重なるように、ギイははるか遠くの存在――。「恋人同士なんだから、膝くらいいいだろ」と茶目っ気たっぷりに膝枕を迫るギイに慌てるタクミのシーンなど、その不器用なやり取りが、観る者の胸をぎゅっと締めつける。
「愛してるよ、タクミ」とギイがタクミにキスしようとする瞬間、タクミは思わず顔を背けてしまう。近くにいながらも触れ合えない関係に、タクミの本当の気持ちが見えなくなっていくギイ。「好きだからこそ、僕は君に告げられないことがある」というタクミのナレーションが、恋の甘さと同時に痛みを伴うことを突きつける。
加えて、「絶対に失いたくないと思うほど、好きになった人だよ」というタクミの言葉や、けんか腰に掴み掛かろうとするギイの姿、ベッドに押し倒されるタクミなど、波乱の予感も感じさせる。
さらに、タクミとギイの恋模様に加え、真行寺兼光(相原一心)と三洲新(山下永玖)、高林泉(世古口凌)と吉沢道雄(祐楽)、赤池章三(柊太朗)と上級生・柴田俊(宮本龍之介)ら、祠堂学院に通う仲間たちの、切なさやもどかしさに満ちた恋模様も同時に映し出す。映像のラストでは、「神様、僕に勇気をください」というタクミの想いにあわせて、ついにタクミがギイに触れる――。好きなのに触れられない、伝えたいのに伝わらない…胸キュンながらも、もどかしさや切なさが詰まった映像となっている。
予告映像
『タクミくんシリーズ -Drama-』(全6話)
【放送】
BSフジ 2025年9月21日(日)24時~(毎週各1話放送)
【配信】
FOD 2025年9月21日(日)24時~(毎週各1話配信)
※TVer配信あり
出演:塩﨑太智、加藤大悟
山下永玖、相原一心、世古口凌、祐楽、柊太朗、宮本龍之介
桜木雅哉、松原康太郎、冨田侑暉、明石陸(SEVENIC)、原田旺慈(SEVENIC)、岩元雅希
©2025 ごとうしのぶ/KADOKAWA・「タクミくんシリーズ」製作委員会