森崎ウィン&向井康二(Snow Man)W主演『(LOVE SONG)』の場面写真が解禁された。

本作は、東京とバンコクを舞台に未完成のラブソングが2人の運命を繋ぐオリジナルピュアラブストーリー。W主演を務めるのは森崎ウィンと向井康二(Snow Man)。森崎が演じるのは、バンコクへの海外勤務を命じられた真面目すぎる研究員・ソウタ。作品へ並々ならぬ覚悟を持って臨んだ森崎が、恋に不器用で明るくまっすぐなキャラクターを繊細かつリアルな演技で見事に表現。また、向井はソウタの初恋の人であり、バンコクでカメラマンをしながら音楽活動を続けている・カイを演じる。普段のイメージとは異なる、どこか影のあるミステリアスなキャラクターを通して、新たな一面を見せる。監督は、世界的なBLブームの火付け役となったドラマ「2gether」を手掛けたチャンプ・ウィーラチット・トンジラー。世界中に多くのファンを持つ監督が、日本とタイ、それぞれの文化の違いを学びながら、心を込めて丁寧に作り上げ、異国の地で再会した2人が次第に心を通わせていく過程を温かな視点でユーモラスに描き出す。

今回、両片想いなのにすれ違ってしまう2人の切なすぎる表情を収めた場面写真が解禁された。幼馴染で同じ大学に通い、ずっと一緒に過ごしてきたソウタ(森崎ウィン)とカイ(向井康二)。親友であるはずのカイに特別な想いを抱いてしまった気持ちは胸の奥にしまい、あくまで親友として接するソウタだったが、ある日突然、カイはソウタの前から忽然と姿を消してしまう。結局「好きだ」と言えずに終わってしまったソウタの初恋…。あの頃、カイが歌っていた“未完成の曲”――。切なくもどこか悲しげなメロディは、今もソウタの心の奥で繰り返し鳴り響いていた。

それから時が経ち、仕事でバンコク勤務となったソウタは、運命の糸に引き寄せられるようにカイと奇跡の再会を果たす。カイはバンコクでカメラマンとして活動しながら、タイのバンド仲間たちとともに、変わらず音楽活動を続けていた。離れ離れだった時間を取り戻すかのように、時間を共有していくふたり。バンコクで新しい思い出が増えるたびに、2人の距離は一気に近づいていく。そして、ソウタは、カイのことが好きだと改めて気付く——。

カイが「想っている人のために書いた」と言い、聴かせてくれたあの未完成の曲。その曲の録音を聴きながら、ソウタの中にカイと共に過ごした学生時代の想い出が蘇る。自分の気持ちにちゃんと向き合えず、想いを伝えられないまま、突然いなくなってしまったカイ。あの曲は誰へ向けて書いた曲なのか、完成したことすらも分からないまま。初めて聴いた時から、ずっと胸に刻み込まれているあのメロディが、より一層、ソウタの中で強く鳴り響く——。

ある日、仕事の帰り、通訳のルークから、カイが次のライブで、大学時代に作ったその特別な曲を初めて披露することを聞く。ソウタは心のどこかで何かを期待していた自分がいたことに気付く・・・。そして、カイがいままでずっと完成させることができなかったその特別な曲は、“きっと叶うことのない愛を歌った曲”であり、心から愛する人のために書いた曲だったことが明かされる。悲しみながらもやっと完成させたその曲を、カイはライブで披露することを決意する。時が経った今も、消えることのなかったソウタとカイのお互いへの想い。だが、お互いにあと一歩が踏み出せないまま。果たして、2人の両片想いの恋の行方は——。

今回、2人の両片想いがすれ違う、切なさあふれる場面写真が解禁された。眠っているカイの横顔をソウタが隣で見つめる印象的なカットでは、どこか悲しげな表情を見せるソウタから、好きなのに伝えられない、そんな想いが伝わってくる切なさが溢れるシーンとなっている。また、ソウタの想いを知る職場の先輩・ジン(及川光博)がカイの歌を聴きながら号泣するソウタに優しく寄り添う姿や、街中で見つけたカイのポスターを見て想いを巡らすソウタの姿、さらに、ソウタを見送るカイの切ない表情が印象的なシーンなどもあわせて解禁。心に秘めた気持ちを言えないために、すれ違ってしまう2人の表情を捉えたシーンの数々。劇中で描かれる両片想いの2人の初恋は、一体、どんな展開を見せるのか。物語への期待がより一層高まる。

『(LOVE SONG)』は2025年10月31日(金)より全国で公開
監督・脚本:ウィーラチット・トンジラー
出演:森崎ウィン、向井康二(Snow Man)、ミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン、藤原大祐、齊藤京子
 ファースト・チャローンラット・ノープサムローン、ミュージック・プレーワー・スタムポン、逢見亮太/筒井真理子/及川光博
配給:KADOKAWA
©2025『(LOVE SONG)』製作委員会