『カラダ探し THE LAST NIGHT』大ヒット御礼ツアー in 大阪 橋本環奈「気合を入れて“前乗り”しました」

『カラダ探し THE LAST NIGHT』の大ヒット御礼ツアーが9月12日（金）に大阪ステーションシティシネマで行われ、橋本環奈、眞栄田郷敦、櫻井海音、安斉星来、本田真凜、吉田剛明、羽住英一郎監督が登壇した。

深夜0時。バラバラになった体を見つけ出すまで、同じ日を繰り返す「カラダ探し」。明日香と高広が「カラダ探し」を終わらせた直後、高広の目の前で明日香がこの世から消えてしまう。その3年後、真夜中の遊園地を舞台に、“呪いの連鎖”が引き起こす、新たな「カラダ探し」が始まる。そこで参加者たちの前に立ち塞がったのは、かつての面影を失った高広だった。高広はなぜカラダ探しを邪魔するのか―。

朝ドラ撮影時に長期間滞在して以来、大阪への愛着を語る橋本は「昨日は気合を入れて“前乗り”しました！」とにっこり。さらに「大阪には『カラダ探し』のどえらいファンがいると聞いて本当にうれしいです」と感謝を伝えると、大きな拍手が沸き起こった。続けて安斉は「大阪はなんでこんなに『カラダ探し』人気が高いんですかね…？何かを探すのが好きなんですか？」と素朴な疑問を投げかけ笑いを誘い、これに監督は「本作は仲間と一緒にアトラクション感覚で楽しんでほしいと思っていたんですが、大阪の方々のノリと相性が抜群なんです」と語り、大阪での盛り上がりに納得のコメントを残した。さらに、本田は小中高と大阪で過ごしていたと言い、吉田も大阪府出身ということで観客からは2人に向けた特別な声援が飛び交う一幕もあり、地元凱旋となったことに冒頭から興奮気味だった。

イベントでは「カラダ探し」にちなんで、“大阪で探していて、ついに見つけたもの”についてトークする場面も。
橋本は「朝ドラの撮影期間中にスタッフさんと“タニヨン”でおいしいごはん屋さんや居酒屋を探してました」と大阪愛を炸裂。キャスト一同が不思議そうな顔を浮かべると「“タニヨン”わからないか！谷町四丁目なんですけど」と、地名を略して呼ぶほどすっかりと大阪になじんでいた様子を明かす。眞栄田は「中学生のときに高校の進学先を探していたとき、大阪桐蔭に行こうと思ったんですよ」と明かし、「吹奏楽やっていたので強い高校に行きたくて」と会場を驚かせた。

焼き鳥好きがファンに浸透している櫻井は「美味しい焼き鳥屋を探しています。次に来るとき、どなたかおすすめを教えてください」と呼びかけ、観客の笑いを誘いつつ「ちなみに1番好きな部位はソリレスです」と通ぶりをうかがわせた。安斉は「大阪でおすすめの調味料を探しています」と問いかけ、櫻井に続いて観客へ逆質問。客席から「旭ポンズ！」との声が上がると「この後買いに行きます！」と即答。橋本も「美味しい、大好き！」と大きく共感し、キャストとコミュニケーションを取ることが出来た会場はさらに和やかな空気に。

続けて本作は暑い夏の締めくくりに納涼体験ができる1本とのことで、この夏1番の思い出についてトーク。本田は「アイスショーを今やっているんですけど、岬（安斉）と大和（鈴木福）が新潟まで見に来てくれました。最前列ですごくアピールしてくれて、嬉しかったです」と回顧し、共演者の仲の良さを感じさせた。一方、本作が映画初出演となった吉田は「今日キャストさんだったり、監督やスタッフの皆さん、そして見に来てくださった方々にこうやって出会えるということが、一生の思い出になったなと思います」と感慨深げに語った。

さらに、この日の舞台挨拶ではスペシャル企画として、眞栄田が進行役を務め、映画公式SNSで事前に募集した質問に登壇者が答えるコーナーも実施。眞栄田は緊張しながらも「ここから私、眞栄田郷敦がMCを務めさせていただきます！」と力強く自己紹介し、緊張しながらも堂々とMCをこなす眞栄田に、会場は温かい拍手を送った。最初に橋本が引いたカードからは《ご自身の役以外で演じてみたいと思った役はありますか？》という質問が飛び出し、吉田が「高広（眞栄田）ですね。声がカッコいい。『カラダ探しをやめろ』と劇中での眞栄田の口調そのままにモノマネし「吐息多めで。毎日寝る前に1回と、起きてからも言いたい」と少し眞栄田をいじる場面も。すると眞栄田は「監督なにかありますか？」と見事にかわされ会場は大爆笑に。監督からは「これから観て頂くのに、そのシーンで笑っちゃうじゃん！」と返され、本編上映を控える観客も思わず笑みをこぼした。

続いて先日行われた初日舞台挨拶で共演者同士のよいところをフリップに書いて発表するというコーナーに触れ、《この前の舞台挨拶で皆さんフリップを書かれていたと思いますが、全員は触れられていなかったので、皆さん何を書いていたのかそれぞれ教えてください》との質問に。櫻井は「郷敦くん、かわいい」と書いていたことを明かし、照れながらも眞栄田への印象を告白。すると眞栄田は「いじられたんです…」とタジタジになり、再び笑いが広がった。

次に安斉がフリップに書いた「カイちゃん（櫻井）はツンツンしてそうに見えて、実は人を褒めるところ」と書いていたことを紹介。櫻井が「全然褒めたこと覚えてないんだけど」と即座に突っ込むと、安斉は「言葉選びが奥深いんです。ワードセンスが素晴らしい！でも本人が覚えてないということは、それだけ自然に出てるんじゃないですか？」と笑顔でフォロー。そのやり取りに眞栄田も「それ、モテちゃうやつだよ」と返し、櫻井は思わず照れ笑い。観客席からも大きな笑い声と拍手が湧き、和気あいあいとした空気で質問コーナーは大いに盛り上がった。

最後に主演の橋本から「本当に楽しい時間はあっという間で、大阪の皆さんがすごく温かく迎え入れてくださって嬉しいです。前作からスケールアップしていて、青春感とエンタメの融合性が皆さんに楽しんでいただける作品になっていると思います。本日は本当にありがとうございました！」」と感謝のメッセージが贈られ、大盛況のうちに幕を下ろした大阪での舞台挨拶。明日からは広島、福岡と続き、各地での熱気がさらに広がっていきそうだ。

【提供写真、オフィシャルレポート】