『≠ME THE MOVIE -約束の歌-』の大ヒット御礼舞台挨拶が9月15日(土)に新宿バルト9で行われ、≠ME(尾木波菜、落合希来里、櫻井もも、菅波美玲、鈴木瞳美、本田珠由記)が登壇した。

『≠ME THE MOVIE -約束の歌-』は、2025年2月1日に≠MEがさいたまスーパーアリーナで行った≠ME 6周年コンサート「≠ME 6th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」を映画化。大きな歓声、熱気あふれるパフォーマンス——ライブの感動をそのままにスクリーンで蘇る。映画では舞台裏のリハーサル風景、真剣な眼差し、流れる涙…すべてにカメラが密着。オーディションや、2019年11月の東京ドームシティ・ラクーアガーデンステージでのイベントなど貴重な過去映像もふんだんに収録しており、グループの原点から現在まで、≠MEのすべてが詰まっている。メンバーやスタッフのインタビューを通して明かされる、それぞれが胸の内に秘めた想い…笑顔の裏に隠された葛藤、支えてくれるファンへの熱い想い、そして——「12人で東京ドームに立つ」「ファンのみんなを東京ドームへ連れていく」この夢に向かって、≠MEは今どこにいるのか?その“現在地”を確かめる、夢を追い続ける12人の“リアルな物語”――。

8月22日(金)より公開されている本作だが、周囲からの反響も多いようで、「お友達が知らなかった私を映画で知ったと。今までみたいにお友達としてもアイドルとしても応援したい、と言ってくれたのが嬉しい」と友人から映画の感想が寄せられたと喜ぶ本田。菅波は「友達と見に行ったんですけど友達が横で泣いちゃってすごくうれしかった」と明かし、家族からも「みんなの覚悟が伝わってハンカチが必要だった」と反響を明かした。

また、落合は「見てくれた友達が、お仕事のことで悩んでいた時期だったみたいで、私が映画の中で言っていた言葉が“背中を押してくれて、勇気が出て、考え直すことにした”と連絡をくれて」というやりとりがあったといい、「見てくださった方の背中を押すことができているんだなと感じた時にすごく嬉しくて」と笑顔を見せた。

そんな本作は、SNSでも「泣ける」という感想が多く寄せられているが、「映画が公開される前にファンの方に『楽しみだね』と言ってくれたんですけど、楽しみな反面ドキドキする気持ちもあって」という尾木は「どこが使われているのかな、ちゃんと話せていたかなと不安もあったんですけど」と吐露しつつ、作品を鑑賞した際には「過去の映像がはずかしくて。ちょっと目を細めながら見たりして。改めてアイドルになれたことの尊さだったり、今の環境がすごく恵まれていることだったり。いつも感じていることですけど、改めてメンバーに対して感謝の気持ちが自分の中で出てきて」と感慨深げに語った。一方で「自分を客観視できる映像がたくさんあったんですけど、この喋り方が嫌だなとか(笑)もっと大人になりたいなと過去の映像を見て思ったりした」と明かした。

「映像を見ながら手でずっと拳を作ってしまって。力が入ってしまって」という鈴木は「どういう風に自分が話したところが使われているんだろうというのもありましたし、どんな映画になっているんだろうというワクワクもあった」と振り返った。完成した映画について「ノイミーは青春だったりエモさをみなさんと一緒にという部分が多いと思うんですけど、エモさがギュッと詰まった映画になっていて。初心を思い返す、こんな日々もあって、この時こんな感情だったなと改めて思い返すことが出来ました。7年目に向かってがんばらなきゃと気を引き締められるきかっけにもなって、いろんな意味の大きな拳だった」と笑顔を見せた。

「私、初めて見た時に泣きまして」と笑う櫻井は「メンバーが隣にいたから恥ずかしくて終わった後すぐに帽子をかぶって(笑)ファンの皆さんもこの作品を見て同じように思ってくれたんだなというのが嬉しい」といい、尾木は「エンドロールでめっちゃ泣いて。『みるてん、一生ノイミーでいたいんだけどー』(と言った)」と明かした。

そんな中で「ファンの方の感想で泣きました」という菅波は「熱い言葉がいっぱい並んでいて。この活動してきてよかったなと」と明かし、鈴木も「私たちとは違った見え方。こういう風に感じるんだ、こういう風に見えているんだと実感することができて、みなさんの言葉一つ一つがとても嬉しい」と喜んだ。

【写真・文/編集部】

『≠ME THE MOVIE -約束の歌-』は全国で公開中
監督:高澤俊太郎
出演:≠ME(尾木波菜、落合希来里、蟹沢萌子、河口夏音、川中子奈月心、櫻井もも、菅波美玲、鈴木瞳美、谷崎早耶、冨田菜々風、永田詩央里、本田珠由記)
配給:東映ビデオ
©2025「≠ME THE MOVIE -約束の歌-」製作委員会