森崎ウィン&向井康二(Snow Man)W主演『(LOVE SONG)』のオフショットが解禁された。

本作は、東京とバンコクを舞台に未完成のラブソングが2人の運命を繋ぐオリジナルピュアラブストーリー。W主演を務めるのは森崎ウィンと向井康二(Snow Man)。森崎が演じるのは、バンコクへの海外勤務を命じられた真面目すぎる研究員・ソウタ。作品へ並々ならぬ覚悟を持って臨んだ森崎が、恋に不器用で明るくまっすぐなキャラクターを繊細かつリアルな演技で見事に表現。また、向井はソウタの初恋の人であり、バンコクでカメラマンをしながら音楽活動を続けている・カイを演じる。普段のイメージとは異なる、どこか影のあるミステリアスなキャラクターを通して、新たな一面を見せる。監督は、世界的なBLブームの火付け役となったドラマ「2gether」を手掛けたチャンプ・ウィーラチット・トンジラー。世界中に多くのファンを持つ監督が、日本とタイ、それぞれの文化の違いを学びながら、心を込めて丁寧に作り上げ、異国の地で再会した2人が次第に心を通わせていく過程を温かな視点でユーモラスに描き出す。

世界的BLブームの火付け役となったドラマ「2gether」を手がけたチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督が、日本映画デビュー作『(LOVE SONG)』でW主演に迎えたのは森崎ウィンと向井康二。制作陣が「この2人しか考えられない」と語るほど奇跡のキャスティング。本作で初共演となった森崎と向井だが、初対面の時から相思相愛だった。3週間に及ぶタイ撮影の中で信頼関係を深めていった2人は、互いの芝居を最大限に引き出そうと、相手の芝居のために自分にできることがあるなら何でもしたいと意気込む姿が、監督や撮影クルーにも伝播。テイクを重ねた先で、2人の芝居が最高の形で撮りきれた時には、抱き合って達成感を分かち合う場面もあったという。

そんな森崎と向井は本作が初共演。だが、2人は初めて会った際に、お互いにこの人だったら大丈夫と思えるほど、信頼を得られたという。向井は、最初の本読みで会った時点で、森崎の人柄の良さを感じ取ったようで、初対面にも関わらず「楽しくできそう!」と感じたと明かしている。共演する以前のイメージそのままで、森崎について裏表がない人と感じ、W主演として一緒に作品を作っていく上でやりやすかったと明かしている。一方、森崎もこの作品へ賭ける想いが強かったからこそ、脚本をもらってから不安があったようだが、初めて向井と本読みに臨んだ際に、その不安が一気に消えたようで、向井が演じるカイというキャラクターとはじめて対峙した時に「飛び込んだらいいんだ」と思えたと語っている。実は、向井も「台本を見て、ソウタどんな感じでくるんだろう」と感じていたようだが、森崎が演じるソウタを見て、カイの演じやすさを感じていたそう。そして2人の信頼関係は、撮影を経て、より強いものになっていったが、その様子は撮影の様々なシーンで垣間見られた。

今回、現場で育まれた“信頼”と“距離感”をそのまま捉えた2人のオフショットが解禁された。劇中で、ソウタとカイがタイ古式マッサージを受けるシーンでのオフショット。リラックス感が漂う中で捉えられたそのカットは、初共演を感じさせないほどの親密さが伝わってくる。また、別のカットでは、本作中盤の大きな見せ場となるライブシーンの撮影直後、緊張が解けた向井と“泣き”の芝居をやり切った森崎が見せる素顔の1枚。カット数が多く、生歌の本番は事前に1カットと決まっていた。手が震えるほどの緊張感の中、ファーストテイクでOKが出た向井のところに「生歌、めちゃくちゃ良かったよ!」と駆け寄る森崎。

リラックスした表情で何やら語り合う2人の自然なショット。ソウタを想って歌うカイのカットを撮影する際、カメラに映らない森崎は、本来であればその場を離れていても問題なかったが、それでも森崎は自ら向井の目線の先に立つことを申し出た。相手の芝居のために、自分にできることがあるならなんでもしたい。その想いは、まさにお互いへの信頼関係があるからこそ。最後の1枚は、撮影の合間にカメラを構えるオフショット。2人はともにカメラ好きで、タイにも愛用のカメラを持参。スタッフのスチールカメラマンからレクチャーを受けつつ、街角で撮影を楽しむ様子を収めた1枚。カメラが回っていないときでも同じ時間を過ごす、2人の親密さが伝わってくる。

完成した本編では、初共演とは感じさせず、もはやソウタとカイと同じように昔から続く信頼関係を感じさせる。そのお互いへの想いがあったからこそ実現したソウタとカイの両片想いの物語を劇場で見届けていただきたい。

『(LOVE SONG)』は2025年10月31日(金)より全国で公開
監督・脚本:ウィーラチット・トンジラー
出演:森崎ウィン、向井康二(Snow Man)、ミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン、藤原大祐、齊藤京子
 ファースト・チャローンラット・ノープサムローン、ミュージック・プレーワー・スタムポン、逢見亮太/筒井真理子/及川光博
配給:KADOKAWA
©2025『(LOVE SONG)』製作委員会