内田英治監督×北川景子主演『ナイトフラワー』が第38回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門に出品されることが決定し、併せて場面写真が解禁された。
内田英治監督自ら原案・脚本も務める本作は、借金取りに追われながら東京へ逃げてきた母親が、2人の子供の夢を叶えるためにドラッグの売人になることを決意し、危険な世界へと足を踏み入れていく衝撃のヒューマン・サスペンス。主人公・永島夏希を演じるのは北川景子。本作では、ほぼスッピンで顔を崩して大きく笑い、関西弁で捲し立て、泣きじゃくり、夜のネオン街を全力で駆け回るなど、今まで見せたことのない表情で強くたくましい母を熱演している。共演に森田望智。北川演じる夏希のボディガードとしてシスターフッドを繰り広げる格闘家・芳井多摩恵を演じる。
今回、本作が第38回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門に公式出品され、ワールドプレミア上映が行われることが決定した。10月27日(月)から11月5日(水)に日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催されるアジア最大級の国際映画祭「第38回東京国際映画祭」。本作『ナイトフラワー』が出品されるガラ・セレクション部門は、世界の国際映画祭で話題になった作品や、国際的に知られている巨匠の最新作、本国で大ヒットした娯楽映画等を取り扱う部門で、第35回では『イニシェリン島の精霊』(マーティン・マクドナー監督)や、第36回では『哀れなるものたち』(ヨルゴス・ランティモス監督)、『首』(北野武監督)、昨年の第37回では『サンセット・サンライズ』(岸善幸監督)など、国内外から多彩なジャンルの作品が選出されている。内田監督作品では、2015年開催の第28回に出品された『下衆の愛』以来の公式招待となる。本作は同映画祭でワールドプレミア(世界最速上映)が実施される。
併せて解禁された場面写真は、子供たちの未来を守るため、タッグを組んだ夏希(北川景子)と多摩恵(森田望智)が、幸せを求めて街を駆け抜ける瞬間を捉えたものから、昼は母親と格闘家、夜はドラッグの売人という全く別の顔が切り取られている。
また、幼馴染の多摩恵に密かに思いを寄せる海(佐久間大介)と多摩恵のほのぼのとしたラーメン屋での一幕や、夜の街を仕切る麻薬密売の元締めのサトウ(渋谷龍太)と、麻薬密売のネタを追う元刑事の探偵・岩倉(渋川清彦)が、ただならぬ雰囲気で何かを見つめるざわつきを覚えるカットも。
それぞれの孤独が重なり、寄り添い、必死にこの世界を生き抜こうとする登場人物たちを描き出した場面写真となっている。
『ナイトフラワー』は2025年11月28日(金)より全国で公開
原案・脚本・監督:内田英治
出演:北川景子、森田望智、佐久間大介(Snow Man)、渋谷龍太/渋川清彦、池内博之/田中麗奈、光石研
配給:松竹
©2025「ナイトフラワー」製作委員会