神保町・お茶の水エリアにミニシアター「CineMalice(シネマリス)」が12月19日(金)にオープンする。

古書店街、日本のカルチエ・ラタンとして知られ、映画ファンにとっては「ミニシアター発祥の地」である神保町・お茶の水エリアに誕生する新しいミニシアター「シネマリス」。

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2スクリーン(合計130席程)を備え、シアター1ではロードショー及び特集上映を、シアター2では準新作・旧作の上映を行う。いずれもメジャー作品からインディペンデント作品まで国内外を問わず見応えのある作品をセレクトして上映。またシアター2は「サブスク制」と称し、年会費/月会費を支払うことで見放題(年50本程度)とするシステムを導入する。

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「サブスク制」は月額2,500円(税込)または年額22,000円(税込)の会費を支払うことで、サブスク対象の作品(準新作等)が見放題となるシステム。1か月で観られる映画の本数は4~6本(年間50本)程度で、年額22,000円で全作品を鑑賞すると1本あたりの鑑賞料金は500円以下となる。好きな映画を何回も観ることもできる(※会員にならない場合は通常の旧作料金)。

「シネマリス」では、1.小規模でも良質な映画、2.様々な国の多種・多様な映画、3.新たな映画体験となるような斬新な映画、4.本国では大規模上映しているが日本ではそうではない海外の映画、5.インディペンデント映画、という指針に基づき、ジャンル、国・地域、新旧に限定を設けることなく様々な映画体験を2スクリーンで提供していく。

こけらおとし作品として『私は何度も私になる』を上映。本作を手がけたタン・チュイムイ監督は、『タレンタイム~優しい歌』(2009)の名匠ヤスミン・アハマドらと2000年代のマレーシア映画界を牽引した女性監督。本作は、第24回上海国際映画祭金爵奨審査員グランプリ、マレーシア映画祭2022最優秀女優賞受賞をはじめ、第17回大阪アジアン映画祭コンペティション部門、あいち国際女性映画祭2022、第51回ロッテルダム国際映画祭などで絶賛された。10年以上の監督休業からの復帰作となる今作では自ら主演を務め、女性として、映画人としての想いを込めた半自伝的作品となっている。その他の上映作品については追って発表される。

CineMalice(シネマリス)

シアター1
座席数:67席(予定)
スクリーンサイズ:2.3m×5.5m(予定)
デジタル映写:NEC NC603L
音響:7.1ch/Meyer Sound ULTRA-X40(メインスピーカー)
シアター2
・座席数:64席(予定)
・スクリーンサイズ:1.9m×4.5m(予定)
・デジタル映写:NEC NC603L
・音響:7.1ch/Electro-Voice TS940S(メインスピーカー)
開館予定日:2025年12月19日(金)(予定)
所在地:東京都千代田区神田小川町三丁目14番3号 ilusa(イルサ)B1F
最寄駅:
地下鉄「神保町駅」徒歩3分(東京メトロ半蔵門線・都営新宿線・都営三田線)
JR「御茶ノ水駅」徒歩6分(中央線・総武線)
運営会社:株式会社シネマリス(代表取締役・映画館支配人 稲田良子)
公式サイト: こちら