オリジナル劇場アニメーション『パリに咲くエトワール』の幕間映像が解禁された。

『ONE PIECE FILM RED』や『コードギアス 反逆のルルーシュ』を手掛けた谷口悟朗監督と『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』など多くのスタジオジブリ作品のキャラクターデザイン・原画をつとめる近藤勝也が、初めてタッグを組んだオリジナル劇場アニメーション『パリに咲くエトワール』。主人公フジコの声を担当するのは、若手実力派俳優として注目が集まる當真あみ。アニメ映画『かがみの孤城』で主人公の声優を務め、2025年にはドラマ「ちはやふるーめぐりー」、映画『ストロベリームーン』でどちらも主演を務める當真が画家を夢見る少女・フジコを瑞々しく演じる。フジコとパリでともに夢を追う少女・千鶴を演じるのは嵐莉菜。そして、フジコと同じアパルトマンに暮らすロシア人の青年ルスランの声を務めるのは早乙女太一。

20世紀初頭の輝きに満ちたパリを舞台に、画家を夢見るフジコと、バレエに心惹かれる千鶴、日本からやってきたふたりの夢追う少女たちの成長を描く本作。今最も旬な若手俳優陣が声優を務めることでも大きな話題となる中、そんなキャスト陣のアフレコ姿や、主演・當真あみのコメントとともに、作品の世界観を華やかに映し出す幕間映像が解禁された。

その天真爛漫なキャラクターを印象付けるように、「わたし、フジコ!継田フジコー!!」と、色鮮やかなパリの街並みを背景に、高らかに自身の名前を叫ぶ主人公フジコの笑顔から始まる映像。初公開となる本編シーンも交えて、画家を夢見てキャンバスに向かうフジコとそれを優しく見守る人々、軽やかにバレエを舞う千鶴の姿などが繊細で温かなタッチのアニメーションで描かれる。そして、フジコ役の當真あみ、千鶴役の嵐莉菜が表情豊かにセリフを吹き込むアフレコ映像も明かされ、それぞれ個性の異なる2人の少女たちに見事にリンクした声の表現を披露。

「世代問わず勇気をもらえる」と気持ちを込めた當真のコメントからも、まっすぐに夢を追う少女たちの物語に大きく期待が膨らむ。憧れのパリで夢に向かって心弾ませるフジコのように、観る者も思わず心を躍らせてしまうような美しいアニメーションの一コマ一コマと、温かで瑞々しいストーリー。映像を締めくくるフジコのセリフのとおり、“まだまだこれから”明らかになってゆく本作に注目だ。

幕間映像

『パリに咲くエトワール』
監督:谷口悟朗
声の出演:當真あみ、嵐莉菜、早乙女太一
配給:松竹
©「パリに咲くエトワール」製作委員会