内田英治監督×北川景子主演『ナイトフラワー』のロング予告《究極の愛の物語編》が解禁された。

内田英治監督自ら原案・脚本も務める本作は、借金取りに追われながら東京へ逃げてきた母親が、2人の子供の夢を叶えるためにドラッグの売人になることを決意し、危険な世界へと足を踏み入れていく衝撃のヒューマン・サスペンス。主人公・永島夏希を演じるのは北川景子。本作では、ほぼスッピンで顔を崩して大きく笑い、関西弁で捲し立て、泣きじゃくり、夜のネオン街を全力で駆け回るなど、今まで見せたことのない表情で強くたくましい母を熱演している。共演に森田望智。北川演じる夏希のボディガードとしてシスターフッドを繰り広げる格闘家・芳井多摩恵を演じる。

今回、ピアニスト・角野隼斗が書き下ろした本作のエンディングテーマ「Spring Lullaby」を使用したロング予告《究極の愛の物語編》が解禁された。ニューヨークを拠点に、世界中の舞台でクラシックのソリストとして活躍し、ポピュラーやジャズ等の横断的な音楽活動でも人気を博しているピアニスト角野隼斗の新曲「Spring Lullaby」が、11月28日公開の映画『ナイトフラワー』のエンディングテーマに決定した。

さらに楽曲を使用したロング予告編が解禁された。シーンは、借金取りに追われて東京に出てきた母親の夏希(北川景子)が地球儀を制作するパート先でトラブルを起こすところからはじまる。子供を馬鹿にされ、我慢ならず暴れ回り、夜はスナック、そしてラブホテルの清掃の仕事を掛け持ちし、心身ともに苦しい生活を送る様子が描かれる。そんな事情を知らない子供たちは、無邪気に「餃子を食べたい!」とわがままを言い、心に余裕のない夏希は「いい加減にしなさい」と、命よりも大事な子供に辛く当たってしまう。

そんな中、孤独を抱える格闘家の多摩恵(森田望智)と出会い、2人でドラッグの売人という危険な仕事に足を踏み入れるのだった。社会の片隅で生きてきた2人の女性が出会い、子供たちの未来を守るために危険な世界へと踏み出す横で、多摩恵を心配する海(佐久間大介)、そして麻薬密売の元締めのサトウ(渋谷龍太)が不気味な脅威を感じさせる中で静かに浮かび上がるのは、登場人物たちがそれぞれに抱く“究極の愛”。角野が紡ぎ出した「Spring Lullaby」の美しい旋律が乗ることでその輪郭がより一層際立ち、心を強く揺さぶる映像となっている。

映画本編のオリジナル・サウンドトラックは、作曲家の小林洋平が担当。東京理科大学で宇宙物理学を学んだ後、大学院時代に奨学金を得てバークリー音楽大学の映画音楽科へ留学。在学中に「Alf Clausen Award」を受賞し、首席で卒業。帰国後は、映画・ドラマ・報道番組・ゲームなど多様なジャンルで劇伴や編曲、オーケストレーションを手がけており、内田監督の作品は、『雨に叫べば』『異動辞令は音楽隊!』『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』連続ドラマW湊かなえ『落日』『マッチング』『誰よりもつよく抱きしめて』『逆火』に次いで8作目となる。

ロング予告《究極の愛の物語編》

『ナイトフラワー』は2025年11月28日(金)より全国で公開
原案・脚本・監督:内田英治
出演:北川景子、森田望智、佐久間大介(Snow Man)、渋谷龍太/渋川清彦、池内博之/田中麗奈、光石研
配給:松竹
©2025「ナイトフラワー」製作委員会