葵わかな&神尾楓珠 W主演ドラマ『すべての恋が終わるとしても』の第1話が10月12日(日)に放送される。

誰かの恋の終わりは、誰かの恋のはじまり…すべての恋はどこかで繋がっている―。この世のすべてのものに必ず訪れる“終わり”を、切なさだけでなく前向きに捉え、誰しもの胸の中にある宝物のような記憶を思い出させてくれる、温かいメッセージが込められた本作は、“忘れられない恋”をテーマにした切ないラブストーリー。W主演の葵わかなと神尾楓珠が演じる、高校の卒業式の日に付き合いはじめた同級生の男女を中心に、藤原丈一郎(なにわ男子)、本田望結、山下幸輝、大塚萌香、白洲迅、市川由衣らがリアルでちょっぴりほろ苦い恋模様を紡ぐ。

羽沢由宇(葵わかな)と大崎真央(神尾楓珠)は高校の卒業式の日に付き合い始めた恋人同士。由宇は神戸、真央は東京と、異なる美大へ進学した2人は遠距離恋愛になり、2か月に一度会える幸せを噛みしめていた。しかし、なかなか会えない寂しさはやがて由宇の心を蝕み…。真央と一緒にいるためにした由宇のある決断が、2人の間に亀裂を生むことになり…。由宇と真央を中心に、男女8人の運命が絡み合う、切ない群像ラブストーリー、ついに開幕。

第1話「遠距離恋愛」あらすじ

都立高校に通う羽沢由宇(葵わかな)はある日、校舎の壁一面に無心でチョーク画を描く大崎真央(神尾楓珠)に出会う。真央が描く絵に、真剣な眼差しに、そして惜しげもなくその絵をホースで洗い流し、屈託のない笑顔を浮かべる真央のすべてに、由宇は「運命の恋」を信じるほど、心を奪われる。真央の影響で絵を描き始めた由宇は、その楽しさを知り、努力家の一面を発揮してメキメキと上達。好きなことに打ち込み世界を広げていく由宇は、真央にとってもいつしか特別な存在となる。

やがて迎えた卒業式の日、ようやくお互いの気持ちを伝え合った2人は晴れて恋人同士になるが、由宇は神戸の美大への進学が決まっていた。そばにいられないことに不安を感じつつも、真央のある言葉に背中を押され、由宇は新しい生活に一歩を踏み出す。

神戸と東京の遠距離恋愛中の二人が会えるのは、2カ月に一度。由宇は寂しさを抱えながらも、真央の愛に支えられ、いつかアートカフェを開くという真央の夢に自分の未来を重ねることで、一人暮らしの日々を乗り越えていく。しかし3年後、就職活動と卒業制作に追われ、会う頻度が減ってしまったことに限界を感じた由宇は、真央のそばにいたいがあまり、ある選択をしてしまい…。

そんな2人の知らない時間と場所で、真央の幼馴染の西颯(藤原丈一郎)と真央の妹の大崎莉津(本田望結)、由宇と真央の母校に通う高校生の蒼(山下幸輝)と沙知(大塚萌香)、仕事で忙しい日々を送る野北駿太郎(白洲迅)と宮内郁子(市川由衣)の人生が絡み合い、それぞれの運命が動き始めていた…。

『すべての恋が終わるとしても』はABCテレビ・テレビ朝日系全国ネットにて2025年10月より毎週日曜22時15分~放送
出演:葵わかな、神尾楓珠
 藤原丈一郎、本田望結、山下幸輝、大塚萌香/白洲迅、市川由衣/飯田基祐、西田尚美
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