第36回山本周五郎賞候補にもなった浅倉秋成の小説を山田篤宏監督が実写映画化した『俺ではない炎上』の場面写真が解禁された。
原作は、ジャンプSQ.で連載中の漫画「ショーハショーテン」の原作・脚本や、第43回吉川英治文学新人賞候補になり映画化もされた「六人の噓つきな大学生」などの浅倉秋成の同名小説。SNSで根拠の乏しい情報が<真実>となり大きな事件へと発展する現代の冤罪の恐怖を描いた意欲作。ある日突然SNSで身に覚えのない事件の犯人に仕立て上げられ逃亡をはかる主人公・山縣泰介を演じるのは阿部寛。彼を取り巻く登場人物には、山縣泰介を追う謎の大学生・サクラに芦田愛菜、大学生インフルエンサー・住吉初羽馬に藤原大祐、取引先企業の社員・青江に長尾謙杜、そして泰介の妻・芙由子に夏川結衣らが集結した。
本作は、大手ハウスメーカーに務める山縣泰介は、ある日突然、彼のものと思われる SNS アカウントから女子大生の遺体画像が拡散され、殺人犯に仕立て上げられる。身に覚えのない事態に無実を訴えるも、瞬く間にネットは燃え上がり、“炎上”状態に。日本中から追いかけ回される中、無実を証明するため、そして真犯人を見つけるため、決死の逃亡劇から始まるストーリー。
絶賛公開中となる本作は、SNS上で「衝撃の結末だった」「何度も予想を裏切られました」などの感想コメントが多く寄せられ、満足度96.2%(9月26日~28日/(株)MMS調べ)を記録するなどの大きな反響を呼んでいる。
今回解禁された写真には、登場人物それぞれが真実に迫るカットとなっている。阿部寛演じる山縣泰介は顔に血と泥をつけて姿が…。身も心もボロボロになったボロボロな泰介の力強い眼差しで何かを見つめている。芦田愛菜演じる泰介を追う謎の大学生・サクラは、炎の中で泰介と同様にススまみれになりながら、刃物を構えている緊迫のシーン。サクラが刃物を向けている先には……。
藤原大祐演じる大学生インフルエンサーの住吉初羽馬は立ち入り禁止の看板の前で何かを目撃し、呆然と立ち尽くす。長尾謙杜演じる泰介の勤めるハウスメーカーの取引先の社員・青江は暗闇で微笑を浮かべ何かを見つめる。彼らは何を目撃しているのか。彼らの見つめる先には驚くべき真実が…!?泰介を取り巻く登場人物たちの思惑が交錯する先に、泰介を陥れた真犯人はいるのか。#ネタバレ厳禁な衝撃の真実を是非スクリーンで見届けていただきたい。
『俺ではない炎上』は全国で公開中
監督:山田篤宏
出演:阿部寛
芦田愛菜、藤原大祐、長尾謙杜
三宅弘城、橋本淳、板倉俊之、浜野謙太、美保純、田島令子
夏川結衣
配給:松竹
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