Netflixシリーズ『今際の国のアリス』シーズン3の制作陣が“今際の国”について語っている。

麻生羽呂原作の大ヒットコミックスを映像化した、大ヒットサバイバルドラマのNetflixシリーズ『今際の国のアリス』。2020年12月に配信開始されたシーズン1は世界70以上の国と地域でTOP10入り、スケールアップして2022年12月に配信開始されたシーズン2では、90以上の国と地域でTOP10入り、うち17の国と地域で首位を獲得する大ヒットを記録した。生きる意味を見失っていたアリス(山﨑賢人)とウサギ(土屋太鳳)が仲間とともに、元の世界に戻ることを希望として命懸けの“げぇむ”に挑む。知力・体力・チームワークなど登場人物たちの特性が活かされる多種多様な“げぇむ”で、国民と呼ばれる敵と死闘を繰り広げる、サバイバルアクションシリーズの続編。シーズン2のラストに映し出された「JOKERカード」が導く、その答えを知るものはいない未知なる旅が始まる。W主演の山﨑賢人・土屋太鳳とともに佐藤信介が再び監督を務める。

9月25日(木)の配信開始から3週目を迎えた現在も、世界各地で熱狂が広がり続けている、Netflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン3。世界中を魅了し続けている本作において、壮大な物語の舞台となる“今際の国”とは、一体どのような存在なのかはいまだ多くの謎に包まれている。シーズン2では、“今際の国”が「この世とあの世の間」に存在することが明らかとなり、現世での肉体がわずか数分間、心肺停止(臨死)状態にある間、アリスたちは“今際の国”で数日にわたり“げぇむ”という死と隣り合わせの体験を繰り広げる。“げぇむ”に敗れた者はあの世へと旅立ち、生き抜いた者は蘇生し現世へ戻ってくる一方で、いまだ“今際の国”にとどまり続ける者たちもいる。

シーズン2で登場したゲームマスターのキューマ(山下智久)、永住権を手にしたヤバ(毎熊克哉)やバンダ(磯村勇斗)らは、いったいどのような存在なのだろうか。シリーズを通してプロデューサーを務める森井は「麻生先生とも話しましたが、現世では肉体が滅んでいて、魂があの世へ行っていない存在です。オカルト的に解釈すると、つまりはお化け、幽霊と考えられる。

そこでシーズン3では、今際の国とこの世を繋ぐ役割をバンダに担ってもらいました」と語り、同じくシリーズを通して監督を務める佐藤は「前回の登場人物の中で、誰をヴィランにするかを考えたときに、意表を突くという意味で、バンダがいいなと思ったんです」と“今際の国”の世界観作りを明かした。森井は「今際の国は多次元の話で、いろいろな並列世界がある設定」であり、このシーズン3が生まれたと語った。

いまだ謎に包まれている“今際の国”に再び足を踏み入れ、これまで以上に苛烈さを増した“げぇむ”に参加することとなる、アリス(山﨑賢人)とウサギ(土屋太鳳)、そして“今際の国”の永住者であり、新たなヴィランとしてアリスの前に立ちはだかるバンダ(磯村勇斗)をとらえた緊迫した場面写真も解禁された。

本作は海外メディアでも高く評価されており、『「今際の国のアリス」シーズン3は、現実からの逃避、ミステリー、極限まで高められたサスペンス、ゾクゾクするようなバイオレンス、“げぇむ”を通して深まるキャラクター同士の絆、そして命を懸けて戦う中で自らの強さを見出していくキャラクターの魅力を再び描き出している』(DECIDER)や、『Netflixの人気作が新たな命がけの“げぇむ”と共に帰ってきた。新シーズンが制作された価値を証明している』と絶賛した。

さらに、『アリスとウサギの関係性には、現実世界での経験を経た今シーズンならではの興味深い変化が見られる』とキャラクターの成長にも注目しており、『本作はアクションだけでなく、深い人生観にも満ちている』(SCREEN RANT)と、作品の奥深さにも言及しており、シリーズの魅力がさらにパワーアップしていることを伝えている。Netflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン3は独占配信中。

Netflixシリーズ『今際の国のアリス』シーズン3は2025年9月25日(木)よりNetflixにて世界独占配信
監督:佐藤信介
出演:山﨑賢人、土屋太鳳
 磯村勇斗、三吉彩花、毎熊克哉、大倉孝二、須藤理彩、池内博之
 玉城ティナ、醍醐虎汰朗、玄理、吉柳咲良、三河悠冴、岩永丞威、池田朱那
 賀来賢人
© 麻生羽呂・小学館/ROBOT