12月5日(金)~12月7日(日)に幕張メッセで開催される「東京コミックコンベンション2025(東京コミコン2025)」にジョニー・デップ、ノーマン・リーダス、ショーン・パトリック・フラナリーの来日が決定した。
2016年12月に第1回の開催から毎年、海外の有名俳優や著名アーティストとのコミュニケーション、映画で使用されたプロップ(小道具)の展示・撮影、コスプレイヤー同士の交流の場などを設けている「東京コミコン」。昨年12月に開催された「東京コミコン2023」でも数多くのコミコンファンが駆けつけ、過去最高の来場者数を記録した。今年は12月6日(金)~12月8日(日)に千葉・幕張メッセで開催される。
今回、ジョニー・デップ、ノーマン・リーダス、ショーン・パトリック・フラナリーの来日が決定した。デップは12月6日(土)・7日(日)の2日間来場し、当日は会場において写真撮影会およびサイン会等を行うほか、東京コミコン最終日の12月7日(日)13時からはメインステージに登壇してトークショーを実施予定。リーダスとフラナリーはいずれも会期中全ての日程で来場し、写真撮影会およびサイン会等を実施。撮影会・サイン会のチケット販売の詳細については後日発表される。
今年5月の「大阪コミコン」に参加したことも記憶に新しい俳優ニコラス・ケイジの勧めで俳優の道を歩み始めたジョニー・デップは、キャリア初期に出演したテレビシリーズ『21ジャンプストリート』(1987~1990)で、主人公トム・ハンソン潜入捜査官に抜擢されて人気を博した。同作への出演後、デップは映画界へ活躍の場を広げ、1990年に出演した鬼才ティム・バートン監督作『シザーハンズ』では、両手がハサミの人造人間エドワードを熱演、映画ファンに強烈な印象を残した。このタッグ以降、デップは『チャーリーとチョコレート工場』や『アリス・イン・ワンダーランド』、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』といったバートン作品に出演。毎回、前作を超えるほどの強烈で個性的なキャラクターを演じ、バートン監督作には欠かせないアイコン的俳優となった。
そんなデップの人気を決定づけたのが、2003年公開の大ヒット作で、自身もアカデミー賞®主演男優賞にノミネートされた『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でのジャック・スパロウ役。“海賊映画はヒットしない”という定説を鮮やかに覆し、同作は全世界で6億ドルを超える興行収入を記録。奇抜でチャーミング、そしてどこか憎めない孤高の海賊を演じたデップは、一躍ハリウッドを代表するスターの座を確立した。
また、俳優としての顔に加え、デップはアート界や音楽界でも活躍。個展「A Bunch of Stuff」の開催や、アリス・クーパーやジョー・ペリー(エアロスミス)と結成したロックバンド「ハリウッド・ヴァンパイアーズ」のメンバーとしても精力的に活動するなど、その多才ぶりを遺憾なく発揮している。
デップの公式来日は、主演作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)のプロモーション以来、約8年半ぶり。世界的スターが久しぶりに日本のファンの前に姿を現す今回の来日は、まさに“空前の一大イベント”となること必至。また、デップがサイン会・撮影会をコミコンで行うのは、今回の東京コミコンが世界初となる。
なお、デップのサイン券・撮影券は10月27日(月)18:00~チケットぴあ及びハリコンサイトの両サイトにて発売開始予定。
ノーマン・リーダスは、日本でも大ヒットを記録したドラマ『ウォーキング・デッド』シリーズで主要キャラクターのひとり、ダリル・ディクソン役を演じ、世界的な人気を獲得。シリーズ完結までの12年間、同役を熱演した後、2023年からは同シリーズのスピンオフ『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』で主演を務め、再び大きな注目を集めている。さらに、2022年にはハリウッドの殿堂入り(ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム)を果たし、世界的スターとしての地位を不動のものとしたリーダス。その勢いは止まらず、今年6月には日本が誇るヒットメーカー小島秀夫らが手がける大人気ゲーム『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』で前作に続いて主人公のモーションキャプチャーおよび吹き替えを担当し、前作を超える精巧な表現力でファンの注目を集めた。
また、キアヌ・リーブス主演の人気シリーズ『ジョン・ウィック』のスピンオフ『バレリーナ:The World of John Wick』に出演するなど、常に話題を世界へ発信し続けている。なお、リーダスが日本のコミコンに参加するのは「大阪コミコン2024」以来、およそ1年半ぶり2回目。過去には千葉県で暮らしていたこともあるなど、日本と深い縁を持つリーダスだけに、日本のファンの前に姿を現す瞬間は特別な時間となるだろう。
ショーン・パトリック・フラナリーは、1992年にアメリカのテレビシリーズ『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険』でインディ・ジョーンズ役に大抜擢され、一躍有名に。その後も、心温まるファンタジー映画『パウダー』や、サイコスリラー映画『ソウ』シリーズの『ソウ ザ・ファイナル 3D』など数々の話題作に出演。近年では、すでに「東京コミコン」への参加が決定しているアントニー・スター、カール・アーバン出演の超過激な極悪非道ヒーロードラマ『ザ・ボーイズ』にガンパウダー役で登場するなど、長年にわたりハリウッドの第一線で活躍を続けている。そんなフラナリーの代表作といえば、やはり熱狂的ファンを生んだカルト的人気作『処刑人』シリーズでしょう!昨年に待望の第3弾の製作が発表され、盟友ノーマン・リーダスと再びタッグを組んで主演を務めることが明らかとなり、大きな話題を呼んだ。
『処刑人』シリーズでは、互いに補完し合う双子の正義の執行者=マクマナス兄弟として、精神的にも行動的にも一体感のあるコンビぶりを見せつけた2人。今回の「東京コミコン」は、リーダスとフラナリーの夢のツーショットを間近で目撃できる絶好のチャンスとなる。
東京コミコン2025は2025年12月5日(金)~7日(日)に幕張メッセ 展示ホール1~6で開催
©2025 Tokyo comic con All rights reserved.