「GirlsAward 2025 AUTUMN/WINTER」が10月18日(土)に幕張メッセで行われ、『映画ラストマン -FIRST LOVE-』スペシャルステージに福山雅治、大泉洋がサプライズ出演した。
12月24日(水)に公開される『映画ラストマン -FIRST LOVE-』は、福山演じる全盲のFBI捜査官・皆実広見と、大泉洋演じる孤高の刑事・護道心太朗が凸凹バディを組んで難事件を解決していく、新時代の痛快バディドラマ。主人公・皆実広見は過去のある事故がきっかけで両目の視力を失いながらも、FBIで“事件を必ず終わらせる最後の切り札=ラストマン”と呼ばれ、数々の事件を解決してきた凄腕の特別捜査官。そして交換留学生としてアメリカからやってきた皆実のアテンド役を命じられたのが、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗。肩書も性格も全く異なる2人だったが、徐々に力を合わせて事件を解決する“無敵のバディ”に。さらにドラマ後半では皆実と心太朗の過去の因縁が明らかになり、2人が実の兄弟だったという衝撃の事実が判明。その悲しくも感動的なラストに、視聴者からは「こんなに泣かされるとは」「思いがけず爆泣き」など絶賛の声が寄せられた。
今回行われた『映画ラストマン -FIRST LOVE-』スペシャルステージには、GirlsAward初出演となる主演の福山雅治と、2016年以来9年ぶりの出演となる大泉洋がサプライズ登場した。2人は会場を揺るがす大歓声の中、ランウェイを颯爽と歩き、観客を熱狂させた。
ステージに登壇した福山は「ラストマンズです。よろしくお願いします」と挨拶。続けて大泉が「どうも、灰色担当の大泉です。よろしくお願いします」とユーモアを交えて挨拶すると、会場は大きな笑いに包まれた。MCの山里からランウェイの感想を求められると、大泉は「皆様、私たちのことご存知なんですかね?」と観客に問いかけ、福山も「はじめまして、福山雅治です。よろしくお願いします」と続け、息の合った掛け合いで会場を盛り上げた。
本作は2023年に放送され、一大ブームを巻き起こした連続ドラマの劇場版。ドラマからさらにスケールアップした内容について、大泉は「連続ドラマのあの頃に比べますと、だいぶアクションが多くなっちゃいまして。年齢を重ねた我々にはかなり厳しい撮影でした」と撮影の苦労を明かした。
映画では、ドラマの終盤で兄弟であることが判明した2人の関係性も描かれる。大泉は「兄弟だとわかってからの映画はまたちょっと違いますんでね」と見どころを語った。また、映画の舞台の一つが北海道であることについて、北海道出身の大泉は「福山さんによる北海道を揶揄するような表現があったかもしれない」と撮影中のエピソードを披露。これに対し福山は「雪のシーンも本当に寒くてですね、一番寒かったのは長野でしたけどね」と、ロケ地の意外な事実を明かし、会場の笑いを誘った。
最後に映画の見どころについて、福山は「様々な社会的な課題にも向き合っております。でもそれを、見事にエンターテインメントとして昇華している、痛快バディムービーになっていると思いますので、ぜひ皆さん劇場でご覧になってください。よろしくお願いします」とメッセージを送った。続いて大泉も「本当にあのテレビシリーズからさらにパワーアップした激しいアクションもありますので、ぜひ劇場でご覧になってください。よろしくお願いします」と力強くアピールし、ステージは大きな拍手に包まれて幕を閉じた。
2010年の初開催から今年で15周年を迎えたGirlsAward。今回のイベントテーマは「Dress Up My Style -Play the game of You-」。MCは山里亮太(南海キャンディーズ)と森香澄が6回目のタッグを組む。
【写真/蔭山勝也、文/編集部】
『映画ラストマン -FIRST LOVE-』は2025年12月24日(水)より全国で公開
監督:平野俊一
出演:福山雅治、大泉洋、永瀬廉、今田美桜、ロウン、月島琉衣、寛一郎、谷田歩、黒田大輔、松尾諭、今井朋彦、奥智哉、木村多江、吉田羊、上川隆也、宮沢りえ
配給:松竹
©2025映画「ラストマン」製作委員会